恋人が落ち込んだ夜、最初に連絡する相手が自分であってほしい。最後の恋人(FAPE)は、そんな願いを胸のどこかに持っている人です。相手の弱さを受け止める場所になりたい気持ちと、ひとりの人を長く想い続ける一途さが、このタイプの中ではひとつにつながっています。好きな人のためなら予定も気分もすっと組み替えられ、恋が始まったときの熱量も高め。そのぶん、自分が誰かに寄りかかる場面は後回しになりがちです。

名前に「最後」とつくと、少し重たく聞こえるかもしれません。Shizuku編集部はこの言葉を、相手にとって帰ってこられる場所になれる人、と読んでいます。ご自身の恋のどこにその力が出ているか、思い当たる場面を探しながら読んでいただけたらうれしいです。

ひとことで言うと

  • 相手の弱さを受け止める場所になりたい気持ちが、ひとりの恋人に深く注がれる
  • 好きと決めたら熱く動き、お祝いの準備も相手の都合に合わせて何度でも組み直せる
  • 自分が頼る番になると急に不器用になり、熱を出しても黙って寝ていることがある
しずく
最後に誰かに甘えたのはいつだったか、すぐに思い出せますか。少し考えこんだ方こそ、この先の6つの行動に心当たりが見つかるかもしれません。

FAPE

  • リードの役割 Lリードしたい F相手に合わせたい
  • 甘え方 C甘えたい A甘えられたい
  • 感情の温度 P情熱的 R現実的
  • 恋愛への向き合い方 E真剣・一途 O楽観・自由
文字の読み方はShizuku編集部の解釈です

最後の恋人(FAPE)とは

夜11時、恋人から「明日の面接、急に緊張してきた」とメッセージが届く。最後の恋人(FAPE)は眠気を押しやって通話をつなぎ、相手の声が落ち着くまで、面接官役になって質問を投げる練習相手を引き受けます。

翌日の昼には「おつかれさま」とだけ送り、結果がどうであっても、ここで待っていると伝わるように言葉を選ぶ。頼られることがうれしいだけでなく、この人の不安な時間をこれから先も一緒に越えていきたい。そう思えるところに、このタイプらしさがあります。

この場面には、4文字のうち2つが重なっています。Shizuku編集部の解釈では、Aは甘えられたい(受け止めたい)、Eは真剣・一途。残るFは相手に合わせたい、Pは情熱的です。公式が示す意味とは別に、編集部が恋の振る舞いを読むために置いた物差しです。Aだけなら面倒見のいい人で終わるところに、Eが加わると、受け止める相手は「誰でも」ではなく「この人」に絞られていきます。

Pは、写真が趣味の恋人が初めて小さな個展を開くと聞いた瞬間から、お祝いの店や渡す花を頭の中で選び始めるような熱として出ます。Fは、その計画を相手の予定に合わせて何度でも組み直せる柔らかさ。お祝いの日が搬入の都合でずれても、落胆より先に「じゃあ金曜の夜にしよう」と次の案が浮かぶ人が多いでしょう。熱く準備して、柔らかく合わせる。この2つが、AとEの重なりを後ろから支えています。

最後の恋人(FAPE)が好きな人の前でとる行動

恋の始まり、付き合ってから、ぶつかった日、自分が弱った日の順に並べました。

好きだと気づいた日から、ほかの誘いに心が動かない

それまでは誘われれば顔を出していた食事会も、気になる人ができたとたん、なんとなく足が向かなくなる。誰かに止められたわけでも、まだ付き合っているわけでもないのに、心のほうが先に「この人」と決めてしまうのです。

情熱的なPと一途なEが同時に動くので、恋の始まりから迷いが少ない人が多いタイプです。好かれた側からすれば、まっすぐな好意を受け取れる心強さがあります。ただ、気持ちが定まる速さに恋人候補が追いついていないこともあるので、最初の数回のデートは、向こうの歩幅を確かめながら進めると落ち着いて楽しめます。

恋人の「ちょっと聞いて」に、すぐ手を止める

湯船につかっている途中でも、爪を塗り終えたばかりで指を広げているときでも、恋人から「ちょっと聞いて」と届けば、どうにかスマホを手に取る。話を聞くのが義務だからではありません。困ったときに恋人が最初に思い浮かべる顔が自分であることが、このタイプにはうれしいのです。

受け止めたいAが、ひとりの恋人に向けて注がれるEと重なった、最後の恋人(FAPE)らしい姿です。ただ、いつでも出られる人でいようとすると、自分の時間が細切れになっていきます。マニキュアが乾くまでは「10分後にかけ直すね」と返しても、突き放したことにはなりません。

恋人の趣味の釣りに、朝4時起きでついていく

釣りに興味があったわけではないのに、恋人が楽しそうに話すのを聞いているうちに「今度、連れていって」と言ってしまう。当日は暗いうちに起きて、温かいお茶を水筒に詰め、竿の持ち方を教わりながら堤防に並ぶ。魚が釣れなくても、恋人の好きな世界に入れてもらえた一日として、心に残るようです。

情熱的なPが「一緒にやってみたい」と背中を押し、相手に合わせたいFが新しい趣味への入口を軽くします。合わせることが苦にならないのは長所ですが、気づけば休日がすべて恋人の趣味で埋まっていた、ということも。ときには自分の好きな場所にも、恋人を誘ってみる番をつくれると釣り合いがとれます。

恋人用の歯ブラシを、洗面所に1本増やす

恋人が初めて泊まりに来ることになった週、ドラッグストアで歯ブラシを選ぶ。恋人がふだん使っている硬さを思い出しながら、色は自分のものと並べたときに映えるほうに。最後の恋人(FAPE)にとって、それは日用品というより「ここに帰ってきていい」という印に近いものです。

受け止めたいAは、恋人の居場所を自分の暮らしの中につくる形で表れ、Eは、その居場所を長く保とうとする丁寧さとして出ます。洗面所のコップに2本並んだ歯ブラシを見るたび、少しだけ頬がゆるむ。そんな小さな幸せを大事にできる人です。

けんかの最中に、恋人の言い分まで考えてしまう

洗濯物を出しっぱなしにされたことで言い合いになり、強めの言葉が口をついて出る。けれど言い終わるか終わらないかのうちに、「今週は帰りが遅い日が続いていたし」「私も昨日は食器をそのままにしていた」と、向こうの事情を自分で並べ始めてしまう。怒りの熱さと、寄り添いたい気持ちが同じ瞬間に動くのです。

Fの柔らかさのおかげで、けんかが長引きにくいのは大きな長所です。一方で、言いたかったことを言い切る前に収めてしまうので、同じ火種が何度も戻ってくることも。恋人の事情を代わりに考えるのは、こちらの言い分を最後まで話してからでも遅くありません。

自分が熱を出した日は、誰にも知らせずに寝ている

恋人の体調の変化にはすぐ気づくのに、自分が38度を出した日は、スマホを伏せて静かに寝ている。「心配をかけたくない」「向こうも忙しいから」と理由はいくつも浮かびますが、根っこには、受け止める側にいるほうが落ち着くという気持ちがあるようです。

数日後にそれを知った恋人が「なんで言ってくれなかったの」と寂しそうな顔をする。最後の恋人(FAPE)がはっとするのは、こういう瞬間です。頼られたいのは自分だけではない、と気づけたとき、関係はひとまわり対等になっていきます。

最後の恋人(FAPE)の強みと弱み

強み

  • 弱音の受け皿になれる包容力 話の途中で結論を急がず、相手が言い切るまで黙って聞いていられる
  • 好きになった人への迷いのなさ 気持ちが決まると目移りせず、相手に「この人は離れていかない」という安心を手渡せる
  • 相手の世界に飛び込める身軽さ 知らない趣味や場所にも、好きな人が大事にしているなら、まず一緒に入ってみる
  • けんかを長引かせない柔らかさ 怒っている最中でも向こうの側から物事を眺め直し、関係を修復する糸口を見つけるのが早い
  • 打ち明け話を外に出さない口の堅さ 友人や同僚から聞いた話を自分のところで止めておけるので、相談相手として信頼される

弱み

  • 頼ることが極端に苦手 熱を出した日も連絡を控え、あとで知った恋人を寂しがらせてしまう
  • してあげたことばかり数えてしまう 自分が差し出した親切はよく覚えているのに、受け取った親切は流してしまい、愛されている実感が育ちにくい
  • 見切りが遅い 関係がこじれても「私が受け止めれば」と抱え込み、離れる判断を先延ばしにしがち
  • 気持ちが盛り上がると歯止めがききにくい 好きな人のためなら遠くの店まで足を運び、気づけば予定も財布も相手中心になっている
  • 出番がないと居場所を見失う 恋人が何でも自分でこなす人だと、役に立てない自分に戸惑う

してあげたことを数える癖は、数える対象を替えるとゆるみます。眠る前に、その日に受け取った親切を1つだけ思い出してから眠る。受け取った分が見えてくると、尽くした量で愛情を確かめなくても落ち着けるようになります。

友人や職場で、何かを託される最後の恋人(FAPE)

言いにくい話の、最初の聞き手になる

「まだ誰にも言っていないんだけど」と前置きされる回数が多くなりがちなタイプです。転職を考えている同僚、実家に戻るか迷っている友人。結論を急がずに最後まで聞いてくれる人だと知られているので、打ち明け話が自然と集まってきます。聞いた話をよそで話さない口の堅さも、信頼の理由になっているのでしょう。

旅に出る友人の鉢植えを、すすんで預かる

「1週間留守にするから、植物が心配で」と聞けば、鉢植えごと預かりますよと手を挙げる。自分の部屋の日当たりのいい窓辺に並べ、土の乾き具合を毎朝確かめ、新しい葉が出れば写真を送る。人から託されたものを大事に扱うことに、このタイプは静かな喜びを感じるようです。

返すときに、育て方のメモまで添えてしまうのも最後の恋人(FAPE)らしいところ。受け止めたいAが、恋人以外の相手にも細やかに働いている場面です。

頼られる場所が増えたら、恋人の分の余力を残す

友人にも同僚にも頼られていると、恋人と会う日に話を聞く力が残っていない、ということが起こります。受け止めたいAは、注ぐ先が増えるほど一人あたりが薄くなりがちです。相談に乗るのは平日の夜2回まで、と自分の中で上限を決めておく。このタイプにとって、それは恋人との時間を守る線引きにもなります。

みお
相談を聞いた帰りは、好きな曲を1曲だけ聴いてから家に入るといいよ。人の話を玄関の外に置いてくる合図になるから。

恋が終わりかけたときの最後の恋人(FAPE)

冷めた空気を、ひとりで温め直そうとする

返信の間隔が延び、会う約束が流れがちになる。関係に冷たい風が入ると、最後の恋人(FAPE)は相手を責めるより先に、自分の側でできることを探し始めます。恋人の好きな店を予約する、会話のきっかけになりそうな話題を仕込んでおく。情熱的なPが、関係を立て直すほうへ全力で向かうのです。

その努力が実を結ぶこともあります。ただ、温め直す役を一人で背負い続けると、恋人がいまどう感じているかを確かめる機会が遠のいていきます。

引き止める言葉より先に、自分の本音を聞く

Eを持つこのタイプは、終わりを選ぶことに強い抵抗を感じるようです。「私がもっと受け止めれば」と考えたときは、一度だけ問いを裏返してみてください。この人といて、自分は受け止めてもらえているか。答えが「ここ半年は思い当たらない」なら、それは引き止める理由ではなく、2人で話し合う理由になります。

次の恋は、最初の食事だけ味わう側から始める

新しい恋が始まったら、最初の食事は、どの店にするかも何を頼むかも恋人に決めてもらう。運ばれてきた皿を前に「これ、おいしいね」と、ただ味わう側に回ります。前の恋で相手に合わせて自分を整えてきた人ほど、最初から段取りや気配りを引き受けたくなるもの。けれどFの柔らかさは、委ねる場面でも生かせます。受け止め役から始めない練習を一度しておくと、次の関係は最初から少し対等な形で動き出します。

最後の恋人(FAPE)と相性が良いタイプ

同じ最後の恋人(FAPE)同士は、8点満点で4点のBランクです。恋愛への向き合い方はE同士で2点そろうものの、リードの役割はF同士で0点、甘え方はA同士、感情の温度はP同士でともに1点にとどまります。裏返すと、点数が伸びるのは、決めてくれるL、甘えてくれるC、熱を落ち着かせてくれるR、そして一途なEを持つ相手。

4つすべてがそろう隠れベイビー(LCRE)が8点でSランクに入り、カリスマバランサー(LARE)とツンデレヤンキー(LCPE)が7点のSランク、ちゃっかりうさぎ(FCRE)、ボス猫(LCRO)、キャプテンライオン(LAPE)が6点のAランクに続きます。Sランクの3タイプは、いずれもLとEを持っています。

結論から見る

最後の恋人(FAPE)の相性

全16タイプの順位と点数を見る

判定はShizuku編集部が4つの軸の組み合わせから算出した独自の目安です。判定の仕組みを見る

相手ごとの詳しい解説は最後の恋人(FAPE)の相性ランキングで、恋愛での振る舞いや距離の縮め方は最後の恋人(FAPE)の恋愛傾向と落とし方で紹介しています。

最後の恋人(FAPE)の性格に関するよくある質問

Q最後の恋人(FAPE)という名前は、重い人という意味ですか
A

Shizuku編集部は、重さより「ひとりの人を長く大切にできる人」のイメージで読んでいます。受け止めたいAと一途なEが重なるタイプなので、恋人に注ぐ力は大きめです。重く映るとすれば、向こうがまだ受け取る準備をしていない段階で、こちらの受け止める準備だけが先に整っている場面。気持ちの深さそのものより、差し出すタイミングの問題であることが多いようです。

Q恋人が何でも自分でこなす人で、出番がなくて不安です
A

役に立てている実感で安心するのは、受け止めたいAを持つこのタイプによく見られることです。ただ、恋人が望んでいるのは世話より、一緒に過ごす時間のほうだという場合も少なくありません。世話を焼く代わりに、同じ料理を2人で作る、隣で同じ映画を観る。役割のない時間を共有できると、役に立った量とは別のところで愛情を確かめられるようになります。

Q好きになるのが早すぎると、友人に言われます
A

PとEがそろうと、気持ちが定まるまでの時間は短くなりがちです。早いこと自体は欠点ではありません。気をつけたいのは、相手をよく知る前に「この人しかいない」と決めてしまう場合です。3回会うまでは、相手の好きなところと、まだよくわからないところを両方メモしておくと、気持ちの速さに観察が追いついてきます。

Q別れたほうがいいとわかっていても、決心がつきません
A

終わりを選ぶのがつらいのは、それだけ深く関わってきた証でもあります。決心を急ぐより、信頼できる友人に今の関係を順を追って説明してみるのがおすすめです。人に話そうとすると、自分が何を我慢してきたかが言葉になり、続けるか離れるかを考える材料がそろってきます。

Q人の打ち明け話を抱えるのが、しんどくなるときがあります
A

聞いた話をよそで話さない口の堅さは、このタイプが信頼される理由のひとつです。ただ、誰にも出さずに抱え続けるのは、思っている以上に重いもの。相談を受けた翌日は、その話題を自分から蒸し返さないと決めておくと、肩の荷が少し下ります。相手が話したくなったら、また聞けば十分です。気にかけ続けることと、ひとりで抱え続けることは、別のものとして扱って構いません。

まとめ

最後の恋人(FAPE)は、受け止めたい気持ちと一途さを、ひとりの恋人にまとめて注げるタイプです。熱く動き、柔らかく合わせるので、付き合ううちに恋人の暮らしの中へ自然と居場所ができていきます。Shizuku編集部は、その居場所づくりの丁寧さこそが、このタイプの名前にふさわしい持ち味だと考えています。

見落としやすいのは、恋人の側にも、あなたを受け止めたい気持ちがあるかもしれないということです。してあげた数と同じくらい、してもらった数にも目が向くようになると、このタイプの恋は、片方が支え続ける形から、互いに支え合う形へと少しずつ変わっていくでしょう。

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