ボス猫(LCRO)は、友人と入ったカフェで「お好きな席へどうぞ」と言われると、迷わず日の当たるソファ席に腰を下ろします。友人が向かいに座るころには、もう上着を脱いで背もたれに沈んでいる。慣れた友人は、黙ってクッションを1つ渡してくれます。
L=リードしたい、C=甘えたい、R=現実的、O=楽観・自由。場面の背景に置いたこの読みは、Shizuku編集部が採っている解釈です。
とくに「わかる」と言われやすい3つ
- 「お好きな席へ」と言われると、日の当たるソファ席へ。連れが座るころには、もう上着を脱ぎ終えている
- 3往復で済まない話は、文字をやめて電話にする。かける前に、話す中身を頭の中で並べ終えている
- 出張の切符は行きだけ買い、帰りは決めずに出かける。用事が早く済んだ日の寄り道を残しておく
このタイプのそばで、何度も耳にする台詞
- 恋人 「あのパーカー、もうそっちの服だと思ってる」
- 家族 「カーナビより先に、曲がる場所を言うよね」
- 友人 「しおりを作ってくれるのはいいけど、自由行動の欄がいちばん広いよね」
- 同僚 「出張の帰りの切符、今回も買ってないでしょ」
誰にも会わない休日と、眠る前のひととき
誰の予定も入っていない日には、楽観・自由のOの出番が増えます。決まりを作るのも、その決まりをあっさり崩すのも、この時間の楽しみのうちです。
銭湯では、温度の表示を見て回る順を決める
休日の夕方、近所の銭湯へひとりで出かける。洗い場に入ると、まず壁の温度の表示を見て、ぬるい湯から熱い湯へ回る順番を決めます。
決めたとおりに3つ回り終えたら、最後は気分で好きな湯に戻る。決めた順を守るのも最後に崩すのも、本人にはどちらも気持ちのいい流れです。
図書館の予約本が届いた日は、予定を組み直す
土曜の朝、図書館から「予約の本が用意できました」と連絡が届く。午前中に入れていた用事を午後へ回し、開館に合わせて家を出ます。
開館を待つ列に並ぶころには、午後に回した用事の段取りまで組み終わっています。
配信ドラマは、1話目の10分で続けるか決める
眠る前に配信のドラマを開き、1話目の10分で続けるかどうかを決める。合わないと思えば迷わず閉じて、次の題名へ移ります。
閉じるのが早いぶん、残した作品にはおおらかです。主人公が遠回りばかりしていても、文句を言わずに最終話まで付き合います。
あしたの服は、朝のカーテンを開けてから決める
寝る前に翌日の服を用意しておくことは、ほとんどない。朝、カーテンを開けて空の色を見てから、引き出しの前でさっと決めます。
迷わずに済むのは、着る服の数を最初から絞ってあるからです。恋人と会う日だけは、引き出しの前に立っている時間が少し長くなります。
人の輪の中で起きる、先に動く側のあるある
ボス猫という名前からShizuku編集部が思い浮かべるのは、呼ばれる前にもう足を向けている猫です。人の輪の中のこのタイプにも、その一歩の早さがよく出てきます。
旅のしおりに、自由行動の2時間を書き込む
友人4人の旅行で、しおり作りを引き受ける。集合時刻や宿の名前を埋めたあと、2日目の午後に「14時〜16時 自由行動」と書き込むのを忘れません。
その2時間に何をするかは、本人もまだ決めていない。予定のない時間がしおりに1か所あるだけで、旅の全体が軽く見えてくるのです。
「お好きな席へ」で、迷わず日の当たるソファ席
友人と初めて入るカフェで、店員に「お好きな席へどうぞ」と言われる。店の中を見回すより先に、いちばん日の当たるソファ席に腰を下ろしています。
友人が向かいに座るころには、上着を脱ぎ終えて背もたれに沈んでいる。「もう住んでる人みたい」と笑う友人がクッションを渡してくれると、そのまま背中に当てて落ち着きます。
家族の車では、助手席でカーナビに行き先を入れる
帰省した週末、家族で郊外の店へ出かける。運転は親に任せても、助手席でカーナビに行き先を入れるのはこの人の役目です。
「次の信号を右」と、案内の声より一拍早く言ってしまう。運転席の親が「機械より早いね」と笑うまでが、毎回の流れです。
出張の帰りの切符だけ、まだ買っていない
地方の取引先へ1泊の出張。行きの新幹線は前の週に席まで押さえたのに、帰りの切符は買わないまま出発します。
打ち合わせが早く終われば、駅前の市場をのぞいて帰れるかもしれない。帰りの時刻を決めずにおくのは、その寄り道のための余白です。
好きな人ができてから出る、小さな照れ
恋をすると、甘えたいCがときどき顔をのぞかせます。決める速さはそのままなのに、決めたあとの顔つきだけが、ふだんと少し違ってきます。
連絡先の登録名から、会社名を消す夜
仕事で知り合った人の連絡先は、「名前+会社名」で登録しておくのがいつもの決まり。気になりはじめたある夜、その人の欄だけ会社名を消して、名前だけにします。
誰に見せるわけでもない、画面の中だけの模様替えです。消したあとの欄をしばらく眺めてから、何事もなかったように寝る支度に戻ります。
告白の返事は即答、照れが来るのは玄関の前
「付き合ってほしい」と言われ、その場で「うん、いいよ」と返す。自分から言い出すのは先へ延ばしていたのに、迷う時間がほとんどなかったことに、言った本人がいちばん驚いています。
照れが追いついてくるのは、家の鍵を回すとき。靴を脱いだまましばらく玄関に立っていて、それから急に部屋の明かりをつけます。
借りたパーカーを、洗ってからも返しそびれる
冷えた帰り道に恋人のパーカーを借り、そのまま家まで着て帰る。洗って畳み、次に会う日に返すつもりで、机の端に重ねておきます。
出かける直前になると「今日はいいか」と棚へ戻す日が続く。気づけば部屋着の引き出しに収まっていて、恋人も何も言わなくなっています。
誕生日の贈り物は、本人に聞いて型番で買う
恋人の誕生日が近づくと、「何が欲しい?」とまっすぐ聞く。返ってきた答えがあいまいなら、色と大きさ、できれば型番まで聞き直してから注文します。
包みを開けた恋人が「言ったとおりのだ」と笑うと、ほっとした顔になる。驚かせることより、外さないことのほうに気持ちが向いているのです。
3往復でLINEをやめるのは、ボス猫あるある
3往復で済まない話は、電話にしてしまう
友人とLINEで週末の集合場所を決めるやりとりが、3往復目に入る。この人はそこで文字を打つのをやめ、通話のボタンを押しています。
かける前に、話す順は頭の中で決め終えている。すぐに決まって切ったあと、画面に残るのは短い通話時間の表示だけです。
長い返事は、歩きながら声で入力する
友人から込み入った相談が届くと、指で打つ前に、駅までの道で音声入力を立ち上げる。小声で話しながら、句読点まで「まる」「てん」と口にしています。
送る前に読み返して、変換違いを直してから送信する。指で打つより口で話すほうが、言いたいことを順に組みやすいのです。
地図のピンは、行った店から消していく
地図アプリに保存した「行きたい店」のピンは、行った日の帰り道に1つずつ消していく。残っているピンが、そのまま次の休日の候補です。
気に入った店だけは、消したあとで「また行く」の一覧に入れ直す。こちらの一覧は、いくら増えても数えないことにしています。
LINEの終わりは、いつも同じ猫のスタンプ
友人とのLINEの終わりには、いつも同じ猫のスタンプを1つ押す。片目をつぶって寝そべった絵柄で、友人のあいだでは「いつもの猫」で通じています。
恋人から新しいスタンプを贈られると、それから1週間ほどは、終わりに押すのがもらった絵柄ばかりになる。気づいた恋人に「わかりやすい」と言われても、本人は知らん顔で押し続けます。
先に動いたあとで、人を置いていかない工夫
通話で決めた話は、元のグループへ戻しておく
友人5人のグループで週末の集合場所が決まらず、1人とだけ通話で決めてしまう日があります。切ったあとは、決まった場所と時刻をグループにも一行で書いておきましょう。
通話に入っていなかった3人には、話がどこで決まったのかが見えていません。一行あれば、あとから開いた友人も同じところから話に加われます。
しおりの自由行動に、自分の行き先を書いておく
自由行動の欄が空白のままだと、ひとりで抜けたいように映る場合もあります。空欄の横に、行くつもりの場所をひとつ書き添えてみてください。
行き先が書いてあると、「そこ、一緒に行っていい?」と声をかけてくる友人も出てきます。空白の2時間が、誰かを締め出す時間に見えなくなるのです。
ボス猫(LCRO)あるあるのよくある質問
迷ったあとでも、最後に「ここにしよう」と言い出すのが自分なら、ボス猫(LCRO)らしさはそこに出ています。Shizuku編集部はLを「リードしたい」と読んでいて、決める速さだけを指す文字とは見ていません。このページにも、恋人と会う朝の引き出しの前や、自分からは先へ延ばしていた告白のように、迷う時間は出てきます。
いません。ここにある席選びやスタンプの場面は、4文字の読みから考えた暮らしの1コマで、どれもShizuku編集部の筆によるものです。何人に当てはまるかを数えたものでもありません。診断の出典は、ページの下のほうに載せています。
助手席でカーナビに行き先を入れた日は、曲がり角が近づくたびに、この人の目は画面より先に道の先を見ています。「次を右」が案内の声より早いのは、そのせいです。運転のほうは任せきっていて、ハンドルさばきに口を出す場面は、まず見かけません。
たいていボス猫(LCRO)のほうです。集合場所の話が3往復目に入ると通話のボタンを押し、ロマンスマジシャン(FCRO)は、相手の速さに合わせて打っていた文字の手を止めて、その通話に出ます。Shizuku編集部の読みでは、C・R・Oは同じで、この差は1文字目のL=リードしたい、F=相手に合わせたいから来ています。
日の当たるソファ席に座るのは、入口で一歩早かったほうです。遅れたほうは向かいの椅子に落ち着き、クッションも自分の背中の分だけ取ってくる。相手に渡すひとつがどちらの手からも出てこないのが、甘えたいC同士で0点のところです。リードの役割、感情の温度、恋愛への向き合い方は1点ずつで、合わせて8点満点の3点、Cランクに入ります。
まとめ
駅前の市場をのぞいた日の帰り、新幹線の切符は、ホームに上がる直前の券売機で買います。席を選ぶ指は、行きの切符を取った日と同じくらい迷いがありません。
寄り道の時間を残しておくのも、最後にさっと締めるのも、この人には同じひとつの段取りです。発車して最初のトンネルを抜けるころには、窓側の席の背もたれを、もう少しだけ倒しています。
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