女性用風俗のセラピストという職業に興味を持つ男性が増えている。しかし「実際にどれくらい稼げるのか」という最も気になる部分は、ほとんどの店舗が公開していない。
今回、OASISグループ代表・青山翔輝が自身のセラピスト時代の収入データを初めて詳細に明かした。副業としてスタートした初月の売上2万円から、最盛期には月間売上1,100万円に達するまでの軌跡を、Shizuku編集部が分析する。
副業セラピストの厳しいスタート——初月2万円から3ヶ月で本業を超えるまで
ここでは、副業セラピストとしてのデビュー期の収入推移と、初期に直面したリアルな壁を時系列で紹介する。
青山翔輝がセラピストとしてデビューしたのは2019年6月。当時はアパレル店員として働きながら、週2日の休みと平日の夜をセラピスト活動にあてていた。しかし初月の売上はたった2万円。デビューから初めて予約が入るまでに約2週間かかったという。
デビューからの収入推移は以下のとおりだ。
- 初月(2019年6月): 売上2万円。予約が入るまで約2週間
- 2ヶ月目: 割引イベントの効果で予約約10件、リピーター3人、売上約25万円
- 3ヶ月目: 売上50万円を突破し、アパレル店員の本業収入を超える
2019年当時は女性用風俗の認知度が今よりはるかに低く、セラピストという職業自体がほぼ知られていなかった。顔出しもしておらず、YouTubeもやっていない。SNSの使い方を教えてくれる人もいない中で、写メ日記やXの質問箱を活用して地道に認知を広げていった。
しかしこの時期、クレームも受けている。施術経験の浅さに加え、ヒゲの処理が不十分だったことが原因で「チクチクする」「モザイク写真では分からなかった」という声が寄せられた。華やかな数字の裏には、こうした生々しいフィードバックと向き合う日々があったのである。
3ヶ月目以降は、初期にできたリピーターが離れていく時期に直面する。テクニックへの危機感から講習を受け直し、自分の技術を磨き直す努力を重ねた。売上は一時的に45万円台まで下がったものの、本業の収入を割ることはなかったという。
コロナ禍が転機に——売上200万円突破とフルコミットへの道
ここでは、緊急事態宣言という外部環境の変化が収入にどう影響したかを具体的な数字とともに解説する。
デビューから約1年後、2020年4月の緊急事態宣言が皮肉にも大きな転機となった。本業が休業になったことでセラピスト活動にフルコミットできる環境が生まれ、指名数とリピーターが一気に増加。翌月には副業ながら売上200万円を達成した。
この時期の働き方は壮絶だった。本業が時短営業で復活した後も、仕事終わりにほぼ毎日セラピスト活動を行い、本業がない日は終日予約を埋めていた。
その後の売上推移は右肩上がりを続けた。
- コロナ禍初期: 売上200万円達成(副業のまま)
- 150万円を切ることがなくなる: 安定期に突入
- 9月: 専業に切り替え、売上250万円
- 10月: 売上300万円突破
月間売上500万円・最高1,100万円——トップセラピストの給料の内訳
ここでは、トップセラピストの具体的な売上と手取りの関係、そして月間1,100万円を達成した月の働き方を公開する。
専業転向後、2年目以降は月間売上300万〜400万円をコンスタントにキープ。好調な月は500万円に達し、手取りで230万円ほどになる計算だ。そして最高売上はなんと1,100万円。手取りにして約600万円という驚異的な数字である。
1,000万円超えを達成した月の働き方は、次のような内容だった。
- 毎日稼働が基本
- ロングコースの予約が多数
- 1週間の貸し切りで旅行に同行するケースも
- 月間の予約件数は最大120件、1日平均2〜3件
女風セラピストの給料は基本的に「売上の約半分」が手取りとなる。売上と手取りの目安は以下のとおりだ。
| 月間売上 | 手取り目安 |
|---|---|
| 250万円 | 約130万円 |
| 300万円 | 約160万円 |
| 500万円 | 約230万円 |
| 1,100万円 | 約600万円 |
これに指名料や交通費の加算分がある一方、税金や諸経費の控除もある。
「楽して稼げる」仕事ではない。ただし、努力の方向性が正しければ、一般的なサラリーマンの年収を月収で超えるポテンシャルがあるのは事実だ。
稼げないセラピストの現実と稼いだお金の使い道
ここでは、華やかな数字の裏に存在する「売上ゼロ」の現実と、トップセラピストの意外なお金の使い方を明らかにする。
華やかな数字の一方で、青山翔輝は「稼げていないセラピストも非常に多い」と正直に語っている。1ヶ月働いて売上ゼロという人も実際に存在するのだ。
稼げないセラピストに共通する特徴として、以下の点が挙げられる。
- 講習体制が整っていない店舗で働いている
- ビジュアルだけに頼り、コミュニケーション力を磨いていない
- 技術の継続的な向上を怠っている
- リピーターを獲得する工夫ができていない
初めての方へ——セラピストを目指すなら「環境選び」が最重要
セラピストとして成功するかどうかは、個人の努力だけでなく「どの店舗で働くか」に大きく左右される。確認すべきポイントは以下のとおりだ。
- 講習制度が充実しているか
- 先輩から学べる環境があるか
- 予約を安定的に回してもらえる体制があるか
これらの条件が揃った店舗を選ぶことが、収入を伸ばす最短ルートである。
1,100万円の売上を出すセラピストは、さぞ豪華な生活を送っているだろう。そう想像するかもしれない。しかし青山翔輝の回答は意外なものだった。
ブランド品は身につけているものの高額な時計や車は持っておらず、お金の使い道は「人のため」に使うことが多いという。
具体的な使い道は以下のとおりだ。
- セラピストとの旅行費用
- 年間表彰式の企画費(イベント会社を入れて約300万円)
- 組織の文化づくりやチームの士気向上への投資
一方で、セラピストの中にはロレックスを購入したり、欲しかった車を手に入れたり、海外旅行や独立資金を貯めるためにこの仕事を選んでいる人も多いという。「夢を叶えるためのステップ」として女風セラピストを位置づけている人が少なくないのは、この職業の大きな魅力の一つである。
まとめ——女風セラピストの給料は「実力と環境」で決まる
女風セラピストの給料に関するリアルなデータから見えてきたポイントを整理する。
- 収入の振れ幅: 初月2万円から最高1,100万円まで。可能性と厳しさの両面がある
- 手取りの目安: 売上の約50%。売上250万円なら手取り約130万円
- 成長の鍵: テクニック、コミュニケーション力、継続する意志の3つが揃うこと
- 環境の重要性: 講習制度・先輩の指導・予約体制が整った店舗を選ぶことが最短ルート
- 稼げない人も多い: 売上ゼロのまま去っていくセラピストも実在する
副業からのスタートでも3ヶ月で本業収入を超えるケースがある一方、売上ゼロのまま去っていく人もいる。その差を生むのは、自分を成長させてくれる「環境」の選択である。この職業に可能性を感じた方は、まず信頼できる店舗の門を叩いてみてほしい。
よくある質問
店舗や稼働日数によって大きく異なるが、副業で月20万〜50万円、専業で月100万〜300万円が一つの目安である。ただし稼げないセラピストも存在するため、一律に「稼げる」とはいえない。
可能である。始めるセラピストの7割が副業からのスタートというデータもある。平日夜や休日を活用して活動し、軌道に乗ってから専業に切り替えるパターンが多い。
一般的に売上の約50%が手取りとなる。たとえば売上250万円であれば手取り約130万円、売上500万円であれば約230万円が目安である。ただし税金や経費は別途考慮する必要がある。
あり得る。特に講習体制が不十分な店舗や、集客力の弱い小規模店舗では、ビジュアルが良くても予約が入らないケースがある。店舗選びがセラピストの収入に直結する重要な要素である。
リピーターを獲得し、継続的に指名してもらうことである。テクニックだけでなく、お客様に寄り添うコミュニケーション力、誠実な対応、自己研鑽の姿勢が長期的な収入につながる。



