女性用風俗のセラピストたちは、日々どんな現場に立ち向かっているのか。キャリアを重ねるほど見えてくる景色、想定外すぎる出来事、そして誰にも話せなかった爆笑エピソード。
OASISグループの代表・青山翔輝を筆頭に、トップセラピストたちが西新宿のバー「バームス」に集い、お酒の勢いを借りて本音をぶちまけた。その名も「OASIS本音だせ酒」第1回。
本記事では、動画から飛び出した女風セラピストの裏話を厳選し、業界の実態を編集部の視点で読み解く。
「本音だせ酒」のメンバーとコンセプト
今回の企画は、OASISのトップセラピスト3名がバーで飲みながらぶっちゃけトークを展開するシリーズの第1回だ。
- 青山翔輝(OASISグループ代表・現役セラピスト歴5年)
- 天宮りんた(店長)
- トップセラピスト
バーという空間とお酒の力が、普段は聞けない裏話を引き出す装置として機能している。テーマは「ここでしか話せないぶっちゃけトーク」。用意された質問も際どいラインを攻めており、セラピストたちの反応からは仕事への真剣さと人間味の両方が滲み出ていた。
キャリアを積むほど「合う客」が来る——ブランディングと集客の本音
最初の話題は、セラピストとしてのキャリアを積むと客層がどう変わるかという問いだった。
青山翔輝の回答は興味深い。新人の頃はクライアントが一方的にセラピストを知っている状態でセッションが始まる。
しかしブランディングが固まり、SNSやYouTubeでの発信が蓄積されていくと、初対面のクライアントから「初めて会った気がしない」と言われるようになるという。
青山は「自分のカラーが出てくると、そのカラーが好きな人が来るようになる。だから最初から波長が合うし、セッションがスムーズにいく」と語った。
これはセラピスト個人の成長物語であると同時に、女風というサービスにおける「相性」の仕組みを端的に示している。Xの投稿やYouTube動画を通じてセラピストの人柄が伝わるほど、それに共鳴するクライアントが自然と引き寄せられてくるのだ。
お清めの塩事件——トップセラピストの衝撃体験
続いて飛び出したのが、トップセラピストによる「お清め塩事件」だ。
待ち合わせは新宿アルタ前。現れたのは美しい女性だった。しかし、トップセラピストと目が合った瞬間に表情が一変。笑顔が消え、目を合わせてくれなくなった。
不安を抱えたままホテルに入ると、カウンセリングの段階でクライアントから「必ず湯船に浸かってきてください」と告げられる。浴室に入ると、バスタブにはすでに湯が張られ、白い粒が溶けていた。
クライアント自身はシャワーを3分ほど浴びただけ。浴室から出ると「本当に浸かりましたよね?」と念を押された。
その正体はお清めの塩だった。
セラピストは多くの人の体に触れる仕事であり、霊的な穢れを纏いやすい。クライアントはそう信じていた。
塩による浄化の儀式が終わると、彼女の態度は別人のように変わった。笑顔が出て、会話が弾み、セッションは非常に良い時間になったという。
トップセラピスは「意味がわかってなかったけど、彼女にとっては大事な儀式だった。それが終わったらすごくリラックスしていた」と振り返った。
女風の現場では、セラピストが想定もしていない形でクライアントのケアが必要になることがある。このエピソードは、相手の信念や世界観を尊重した結果、信頼関係が生まれた好例だ。
初期キャリアの衝撃——ダブルセラピスト事件
別のセラピストが語ったのは、2019年の初期キャリア時代のエピソードだ。愛知で女風を始めたばかりの頃、岐阜駅でダブルセラピスト(2名同時対応)の依頼を受けた。
指定場所に現れたのは大型バン。中にいたクライアントは部屋に入るなり服を全て脱ぎ、ベッドに横たわってこう言った。「2時間、舐めて」
対応を始めて10分もしないうちにクライアントが極限に近づき。予想外の液体が飛んだ。いわゆる潮吹きに見えたそれは、実は別のものだった。
セラピストは動揺しつつもセッションを中断せず、プロとして対応し続けた。バーの席は爆笑と絶句が入り混じる空気になったが、このエピソードが示す本質は笑いだけではない。
猫が「ダブルセラピスト」に——青山翔輝の自宅出張珍事件
締めくくりは青山翔輝が語った、新人セラピスト時代の自宅出張エピソードだ。
訪問先のクライアントは非常に口数が少なく、カウンセリングでもほとんど喋らない。部屋には猫と犬がいた。
オイルマッサージを始めたところ、猫がベッドに飛び乗ってきた。オイルの匂いに惹かれたのか、クライアントの体をぺろぺろと舐め始める。
対応に困っていると、猫はクライアントの胸元へ移動し、片方を熱心に舐め続けた。青山はもう片方を担当する形に。
結果として「セラピスト×猫のダブル施術」という異次元の状況が完成した。
さらにオイルが体の下部にも広がると、猫もそれを追うように移動。最終的に猫は、本来セラピストが担当すべき領域に「先手を打つ」形になったという。
青山は「猫ってオイルの匂いが好きなんですよ。でもまさかあんなことになるとは。でもお客さんがあれだけ笑ったのは初めてで、ある意味ありがたかった」と語った。
カウンセリング中は一切喋らなかったクライアントも、この状況には思わず笑い出した。場が和み、そこからのセッションは非常に良い流れになったという。
まとめ——裏話が照らし出すセラピストの真価
本記事の要点を整理する。
- ブランディングの深化で客層が変わる: 自分のスタイルを発信し続けることで「相性のいいクライアント」が自然と集まる構造がある
- お清めの塩事件: クライアントの信念を受け入れた結果、深い信頼関係が生まれた
- 初期キャリアの衝撃体験: 想定外の現場で取り乱さず対応する力こそがプロの証
- 猫のダブルセラピスト: ハプニングが逆にセッションの空気を和ませる可能性もある
- 裏話の本質: どのエピソードも最終的に「クライアントの体験を守った」という結末に収束する
女風セラピストの裏話は、笑えるだけのエンターテインメントではない。そこには予測不能な現場に対応し続けるプロフェッショナルのリアルが詰まっている。第2回の開催も示唆されており、シリーズとしての展開が楽しみだ。
よくある質問
マニュアル化できる対応は限られるが、「何が起きても動じない」という心構えがプロとしての基盤になっている。経験を積むことで対応力は自然と高まり、クライアントの安心感にもつながる。
2名のセラピストが同時に1人のクライアントを担当するオプションだ。通常よりも費用は上がるが、予測不可能性がもたらす特別な体験を求めるクライアントに選ばれることが多い。
動画内で「第2回もぜひやりたい」「長編でやりたい」という発言があり、シリーズ化が示唆されている。OASISの公式YouTubeチャンネルをフォローしておくと続編を見逃さない。
むしろ安心材料と捉えるべきだ。どのエピソードもセラピストが想定外の状況でプロとして対応したことを示しており、どんな場面でもクライアントの体験を守る姿勢が一貫している。



