【独占インタビュー】一流バーテンダーからセラピストへ ・ヨヒトが語る、デビュー後半年でトップセラピストまで駆け上がった裏側

多くの女性が興味を持ちながらも、その実態はベールに包まれがちな「女性用風俗」の世界。

今回、その業界で急速に頭角を現し、デビュー後1ヶ月でランキング上位、結果年間トップセラピストにまで上り詰めたヨヒトさんにお話を伺いました。

バーテンダーからセラピストへ転身し、様々な人生経験を積んできた彼が、なぜ女性用風俗業界を選んだのか。

彼がセラピストとして結果を出し続ける姿勢とお客様の心に寄り添う仕事への想い、そしてこの仕事から見えてきた現代女性の悩みまで、詳しくお話しいただきました。

このインタビューで、普段、なかなか知ることができないセラピストの裏側の努力やお客様への向き合い方までわかるので、女性以外にもセラピストの方も必見の内容です。

ぜひ、最後までご覧ください。

目次

バーテンダーから女性用風俗業界への転身

Shizuku編集部

まず初めにヨヒトさんの自己紹介と、女性用風俗業界に入るまでの経歴について詳しく伺えますか?

東京秘密基地本店|ヨヒト

はい。東京秘密基地本店に所属しているヨヒトと申します。この女性用風俗の業界には2年前の9月に入店したので、現在、セラピスト歴は約2年になります。
現在、本店ランキングではトップ10入りを継続しており、全国ランキングでも上位をキープしています。ありがたいことに、多くのリピーター様に恵まれ、安定した成績を維持できています。

Shizuku編集部

素晴らしいですね。女性用風俗のセラピストとして働かれる前は、どんなことをされていたのですか?

東京秘密基地本店|ヨヒト

公にはあまり話していませんが、初めは土木関係の仕事や、トラック運転手など、いわゆる体を使うブルーカラーの仕事を中心に働いていました。辛かったですが、体力は身に付きました(笑)

その後、20歳頃からバー業界に入り、27歳までバーテンダーとして働いていました。そのうち4年間は店長を務め、20~30名の部下も抱えマネジメントスキルも身につけました。

Shizuku編集部

バーテンダーから女性用風俗業界への転身は、どのような経緯だったのでしょうか?

東京秘密基地本店|ヨヒト

27歳の頃、バーテンダーとしての独立を見据えてイギリス留学を考えていました。当時はバーテンダーとして充実した生活を送っていましたが、独立したいという気持ちが強く、語学力とスキルを磨くためにイギリス留学を決意しました。

バーやパブの発祥の地である本場イギリスは、バー文化が根付いている国の一つです。そこで英語を学びながら、同時にカクテル文化やバーテンダーとしてのスキルも磨くことで、語学とキャリアアップを同時に達成できる良い機会だと考えました。

Shizuku編集部

海外からのお客様も楽しめるバーや世界レベルのスキル習得を見据えたイギリス留学だったのですね。

東京秘密基地本店|ヨヒト

そうなんです。ワーキングホリデーの抽選に当選し2年間の滞在権利を得たのですが、新型コロナウイルスの影響で渡航できなくなりました。

Shizuku編集部

コロナの影響で断念されたのですね。留学にはかなり準備されていたと思うのですが、その後はどうされたのでしょうか?

東京秘密基地本店|ヨヒト

おっしゃる通り、かなり準備をしていたので、仕事も住む場所もない状況に陥ってしまい先輩の家に居候することとなりました。
その後、結婚を経験し、離婚することになりました。留学の断念をきっかけに、様々な経験をしたのですが、『独立をしたい』という想いが強くなり、自分の事業を起こすための資金をどう集めるか考えていた時、知人から女性向け風俗店「秘密基地グループ」の存在を教えてもらいました。

3ヶ月で成果を出さなければ埋もれてしまう危機感

Shizuku編集部

女性用風俗の存在を知って、すぐにデビューしようと決意されたのでしょうか。

東京秘密基地本店|ヨヒト

いえ、最初は1ヶ月ほどはスルーしていました。とはいえ、チャレンジしてみたい気持ちもあったので、最初は軽い気持ちで始めました。ただ、予想以上に早く結果が出せたので、現在まで続けられています。

Shizuku編集部

そうだったのですね。女性用風俗のセラピストとしてデビューされてからは、どのような感じだったのでしょうか。特に、早期に成功につながった具体的な取り組みについて教えていただけますか?

東京秘密基地本店|ヨヒト

とにかくやれることを全部やりました。過去の経験を活かしつつ、戦略も立てて全力で取り組みました。具体的な行動としては、まず入店初日に事務所の掃除から始めました。

Shizuku編集部

事務所の掃除ですか。

東京秘密基地本店|ヨヒト

はい、結果を出すには、まず内勤さんに私の存在を知ってもらう必要があると考えていたんです。そこで、事務所の水回りから掃除用品を購入し、徹底的に清掃しました。

Shizuku編集部

確かに、内勤さんとの関係性は重要に感じます。他にも取り組まれたことはありますか。

東京秘密基地本店|ヨヒト

他には待機部屋の改善に取り組み、清潔感のある空間に変えました。ゴミ箱を新調したり、インテリアを整えたりしました。これらの改善には初めは自腹を切りましたが、後に内勤さんの許可を得て経費として処理してもらえました。

Shizuku編集部

自腹を切ってまで、取り組まれていたのですね。ちなみに、環境改善以外には何か取り組まれたことはありますか?

東京秘密基地本店|ヨヒト

はい。SNSを活用し自身の認知向上の取り組みにも注力しました。入店初日に、店舗に所属する約180人のセラピスト全員にDMで挨拶をし、自分のTwitter(現:X)の固定ツイートを拡散してもらえるようにお願いしました。

結果として、約3分の1の50人ほどが拡散に協力してくれました。新人であるにも関わらず、固定ツイートが50リツイートほど上回ったことで、Twitter上でわずかながら注目を集めることができました。

Shizuku編集部

SNSの活用は効果的だったんですね。他にもSNSでの取り組みがあれば教えてください。

東京秘密基地本店|ヨヒト

はい。毎日最低2時間、長いときは8時間ほどツイキャスなどで配信を行い、Twitter(現:X)の投稿も1日20〜30件行いました。当時の内勤さん(現:3040東京本店店長) が新人説明会で「ツイートは1日20〜30件した方がいい」と言っていたのを聞き、それを愚直に実践したのです。

Shizuku編集部

その努力の結果はいかがでしたか?

東京秘密基地本店|ヨヒト

ありがたいことに、予約が順調に増え初月は60件、2ヶ月目は80件、3ヶ月目には110件まで伸びました。ただ、これは24時間寝る間も惜しんで働いていたからこそ実現できたと思います。当時は事務所に住み込みで、清掃担当も兼ねながら、ほとんど寝る時間もないような生活をしていましたね。

秘密基地グループでは、デビュー後に新人ランキングを決める期間が3ヶ月間あります。その3か月で結果を出さないと4ヶ月目以降に他のセラピストに埋もれてしまう可能性があったので、必死に頑張りました。
常にランキング上位を維持しないと後々稼ぎが減ってしまうという危機感が、モチベーションになっていました。

Shizuku編集部

最初の3ヶ月間が勝負だったのですね。お客様からの要望分析なども行っていたのでしょうか?

東京秘密基地本店|ヨヒト

はい、もちろんです。事務所に住み込んでいたので、内勤さんの電話対応をよく耳にしていました。お客様の要望を聞いていると、テクニックを重視する声が圧倒的に多く、高身長、30代の落ち着いた雰囲気を求める声も多くありました。

逆に可愛い系だったり、デート利用のセラピストの需要は比較的ありませんでした。

Shizuku編集部

しっかり傾向が分かれているのは興味深いですね。

東京秘密基地本店|ヨヒト

そうですね。私自身、身長が180cmを超えていて30代だったので、そういったお客様からの需要にマッチしていましたし、求められるセラピスト像になれるように、セルフプロデュースも行いました。そのため、内勤さんからも推薦してもらいやすくなり、予約が増えていきました。

Shizuku編集部

グループ内の関係性構築からSNS上での発信、さらにお客様から求められるセラピスト像の把握。短期間で成果に繋がったことへの納得感があります。

東京秘密基地本店|ヨヒト

ありがとうございます。できることは全て実践し、3ヶ月間必死に取り組んだ結果、成功につながったのだと思います。

意外と誰もやっていないプロフィールページの対策

Shizuku編集部

集客をするために、SNS上で精力的に発信しているセラピストの方をよく目にします。ヨヒトさんが他のセラピストの方よりもSNSやインターネット上の発信において、力を入れていることがあれば教えてください。

東京秘密基地本店|ヨヒト

はい。ホームページの見せ方が最も重要だと考えています。女性向け風俗と検索すると、当店のホームページが上位に表示され、ランキングページ、イベント詳細、出勤情報、セラピスト情報と順に表示されていきます。

ランキングに選ばれると、上位から順に閲覧されやすくなります。そのため、写真や内容に一気通貫性を持って工夫を凝らし、興味を持ってもらえるように研究しています。

Shizuku編集部

なるほど。SNSばかりに目がいってしまいがちですが、ホームページでの対策も重要なのですね。

東京秘密基地本店|ヨヒト

お客様からのご予約は、SNSでメッセージをいただくか、公式のホームページ経由になります。特に女性用風俗は決して安くないと思っていますし、ご新規様ほど利用前にホームページで確認いただくことが多いと考えています。

そこで、ホームページにもお客様が知りたい情報や目を引くようなキーワードを効果的に配置しました。その結果、ホームページ検索回数ランキングやレビューや日記の閲覧数で1位を獲得することができました。

Shizuku編集部

具体的な数字はどのくらいなのでしょうか?

東京秘密基地本店|ヨヒト

当店のホームページは月に約17万回見られています。そのうち、私のページは1万4000回ほど閲覧されていました。

Shizuku編集部

そんなに閲覧されているのですね。

東京秘密基地本店|ヨヒト

はい、プロフィールページを充実させたこととSNS上での発信も相まって、指名いただく機会は確実に増えていったと実感しています。特に新規のお客様からご予約いただくために、出勤枠を増やしたり、どんな場所でも対応可能といった柔軟性をアピールしたりもしています。

Shizuku編集部

ちなみに、ヨヒトさんのプロフィール写真にはモザイクをかけていますが、何か理由があるのでしょうか。

東京秘密基地本店|ヨヒト

最初は自分の身バレ防止のために顔を隠していました。ですが、モザイクは会うまでの想像を膨らませる1つの工夫だと気付いたんです。モザイクなしの方もいますが、あえてモザイクすることにメリットを感じています。たまに公開してますが(笑)

Shizuku編集部

モザイクにそんな効果もあるんですね。

東京秘密基地本店|ヨヒト

ただ、売れてくるにつれ、お客様の立場に立って考えるようになりました。モザイクをかけることでお客様のプライバシーも守れます。例えば、外で手をつないで歩いているときに、一般の人に「あの人、セラピストだ」と気づかれにくくなります。夏はサングラス、冬はマスクをするなど、お客様が安心して一緒に歩けるよう配慮しています。

Shizuku編集部

確かに人気セラピストになるほど、身バレしてしまうリスクは高まりそうですね。素敵な配慮だと思います。

東京秘密基地本店|ヨヒト

ありがとうございます。

集客だけでなくお客様からの圧倒的満足度も獲得

Shizuku編集部

先日の第4回最高セラピストグランプリでは、アンケート部門で1位を獲得されたそうですね。このアンケート部門について詳しく教えていただけますか?

東京秘密基地本店|ヨヒト

はい。最高セラピストグランプリのアンケート部門の評価は、4月と5月の2ヶ月間で行われます。予約してくださったお客様に、内勤さんからアンケートのURLが送られます。そのアンケートの合計点と投票数、そしてその平均点で順位が決まります。

満足度が高くないと、良い点数はつけていただけません。常連のお客様は満点をつけてくださることも多いですが、新規のお客様からは厳しい評価をいただくこともあります。

Shizuku編集部

新規のお客様を集めるだけにとどまらず、実際に利用いただいたお客様から高評価を得ることは、発信している内容とヨヒトさんのサービスの品質が伴っていないとできないことだと思います。

アンケート部門で1位を獲得されたことへ、ご自身ではどのような評価をされていますか。

東京秘密基地本店|ヨヒト

そうですね。全国1位を獲得できたのは、素直に嬉しいです。アンケート部門の結果は、予約数の多さが大きく影響します。私の場合、この2年間ずっと予約数が全国1位を維持しています。そのため、多くの方にアンケートに答えていただける機会が多いので、アンケート部門で1位を獲得できる自信はありました。

Shizuku編集部

なるほど。そうはいっても、ただ単に予約数が多いだけではお客様から高評価を得ることは難しいように思います。

ヨヒトさんが、お客様から高い評価を得るために意識されていることはありますか。

東京秘密基地本店|ヨヒト

確かに、アンケート部門で上位に入るためには、4月までにコツコツと努力を重ね、リピーターを増やし、先の予約が入るような流れを作ることがとても大切でした。

つまり、新規のお客様からのご予約に加えて、すでにご満足いただいているリピーター様から、いかに多くのご予約いただけるかが、アンケート部門で好成績を残す上でカギになります。
その上で、アンケートをお願いする際の声かけの仕方も重要です。

Shizuku編集部

そうなんですね。アンケートのお願いはどのような工夫をされているのですか?

東京秘密基地本店|ヨヒト

私は最初のカウンセリングの時点で、「もし良ければ口コミを書いてもらえると嬉しいです」と軽く伝えています。そして、セッションの最後に良かったと感じていたお客様に対して、再度お伝えします。

この方法だと、最初にお伝えしているので、お客様も心の準備ができていて、満足いただけた場合はスムーズに対応してくださる方が多いです。ただし、必ず書いてくださいとは言わず、「書いてもらえたら嬉しい」という程度にとどめています。この記事を読まれた方で、口コミを書き忘れた方がいましたら是非お待ちしております(笑)  書いていただくことは純粋に嬉しいです。

新規顧客獲得のためのセルフブランディング

Shizuku編集部

セラピストの方のお話を聞いていると「セルフブランディング」という言葉をよく耳にします。新規のお客様を獲得するためのブランディング戦略について、ヨヒトさんの考えをお聞かせください。

東京秘密基地本店|ヨヒト

はい。新規のお客様獲得に関しては、マイナスポイントを減らすことが最も重要だと考えています。具体的には、TwitterやSNSでの投稿内容、配信での話し方や内容、そして見た目の部分、例えば体型や肌の状態、髪型などです。

お客様の心に刺さるクオリティを持っていても、それと真逆の行動をしてしまっては予約につながりません。例えば、肌荒れがひどかったり、髪の毛がボサボサだったり、服装がだらしなかったりすると、それだけで印象が悪くなってしまいます。また、投稿内容が攻撃的だったりすると、やはり敬遠されがちです。

Shizuku編集部

なるほど。女性向けのサービスだからこそ、より細部まで配慮する必要があるんですね。

東京秘密基地本店|ヨヒト

その通りです。女性のお客様は特に細かい部分に気づきやすいので、一つでもマイナスポイントがあると、他の良い部分があっても「もう無理」と思われてしまう傾向があります。

また、見える形での努力も大切だと考えています。例えば、他のセラピストの中には、スケジュールを上げない人も多いのですが、私は絶対にスケジュールを必ず公開するようにしています。

Shizuku編集部

他に意識されていることはありますか?

東京秘密基地本店|ヨヒト

はい。レスポンスの早さや、お客様から要望の多いことに注力すること、オリジナリティを持つこと、継続力を示すこと、誠実さを見せることなども意識しています。

これらの要素が組み合わさることで、お客様に信頼感を持っていただけると考えています。

リピーター獲得のための工夫と接客は一流ホテルを基準に

Shizuku編集部

ここまでお話を伺っていて、ヨヒトさんが新規のお客様から予約いただくために意識していることや、お客様に配慮されていることがよくわかりました。
ここから、ヨヒトさんがお客様と長く付き合っていくために意識されていることがあれば、伺いたいです。

東京秘密基地本店|ヨヒト

ぜひ。セラピストとして、全体的な平均点を上げることが重要だと考えています。具体的には、コミュニケーション力、カウンセリング、美容、肉体、施術、気遣い、心配り、エスコートやプランニングなどの要素分解して、それぞれに注意しています。

一流ホテルの接客が5段階評価のうち5だとすると、全ての項目において4を目指して日々スキルを磨いています。通常の接客よりも質の高い顧客体験を提供できるように頑張っています。

Shizuku編集部

セラピストに必要な要素を洗い出しているのですね。そこまで考え抜かれているとは思いませんでした。また、一流ホテルという高い基準を持たれていることにも驚きました。
それぞれの要素において、ヨヒトさんの強みや具体的な取り組みをされているか伺っても良いでしょうか。

東京秘密基地本店|ヨヒト

もちろんです。やはり、バーテンダーの経験を活かしたコミュニケーション力は、私の強みですね。肉体面では筋トレをしたり、美容にも気を使っています。マッサージやプレイについても、バリエーションを増やすために昔から勉強をしています。

Shizuku編集部

過去のご経験も活かされているのですね。

東京秘密基地本店|ヨヒト

はい。他のセラピストと比べて群を抜いてレベルが高いと感じていただければ、それだけでリピーターになっていただけると思います。実際に、特に力を入れているコミュニケーションや施術では、他のセラピストよりも高い評価をいただいています。

お客様一人一人に誠実に向き合い、特別感を感じてもらうことで、継続してご利用いただけるようになると信じています。

技術面の向上と多様なサービスの提供

Shizuku編集部

施術の技術面も高評価をいただいていると伺いましたが、どのように研鑽をされているのでしょうか。

東京秘密基地本店|ヨヒト

はい。技術面の向上については、主に個人的な経験と継続的な学習から磨かれていると感じています。例えば、以前付き合っていた彼女との関係の中で、マンネリを防ぐために様々な工夫をした経験があります。お互いの体を探求し合い、新しい刺激を求めて色々なことに挑戦しました。

また、AVを参考にすることもあります。AVには様々なシチュエーションや技術が登場するので、それらを研究し、自分のサービスに取り入れられるものを探しています。

Shizuku編集部

なるほど。実際の施術からは何か学ばれていることはありますか。

東京秘密基地本店|ヨヒト

もちろんあります。実際の施術の経験が最もセラピストとしての技術力を上げていると感じています。お客様との関わりの中で、トライアンドエラーを重ねながら、効果的な技術を見出していきます。同じことを繰り返すのではなく、お客様の状態を常に考え、常に新しいアプローチを考えながら、サービスを提供しています。

Shizuku編集部

ヨヒトさんは、単に経験人数よりも、一人の相手と深く関わることの方が重要だとお考えなのかなと感じました。

東京秘密基地本店|ヨヒト

そうですね。確かに多くの経験を通じて得られることもあるのですが、一人の人と深く関わることで得られる経験や技術の方が、より施術に深みが生まれると考えています。人間の体の基本的な構造は同じですが、個人差もあります。一人の女性をしっかりと理解することで、その経験を他の方にも応用できるスキルが身につくんです。

Shizuku編集部

他に心がけていることはありますか?

東京秘密基地本店|ヨヒト

1番はお客様に感動の時間を与えたい、楽しんでもらいたい。というサービス精神が強くあります。そして常に向上心を持ち、新しいことに挑戦する姿勢が、この仕事では大切だと思います。お客様の満足度を高め、リピーターになっていただくためにも、ブラッシュアップも欠かせません。

また、お客様の反応を注意深く観察し、そこから学ぶことも多いです。一人ひとりのお客様が唯一無二な存在であることを忘れずに、柔軟に対応することを心がけています。

エスコート力とプランニング能力も選ばれる理由に

Shizuku編集部

先ほど、ヨヒトさんがセラピストの要素を分解された中で、エスコート力とプランニング能力というものがありました。その辺りをもう少し詳しく教えていただけますか?

東京秘密基地本店|ヨヒト

喜んで。エスコートやプランニングの能力も、私がお客様からよく評価していただいている部分です。例えば、1日の貸切プランの相談を受けた際、詳細なタイムスケジュールを作成し、お店の予約まで全て行います。それら全てのスケジュールの情報をお客様に送り、貸切プランを充実したものにするための準備をしています。

Shizuku編集部

そこまで事前準備されているんですね。毎回、プランニングをするの骨が折れる作業だと思いますが、昔から得意だったのでしょうか。

東京秘密基地本店|ヨヒト

実は昔からの趣味が高じたものなんです。企画を立てたり、しおりを作ったりするのが大好きで、飲食店で働いていた頃も、みんなで飲みに行く計画を立てたり、お店を決めたりするのは大抵私の役目でした。多くの人がめんどくさいと感じることを、私は楽しんでやっていたんです。

Shizuku編集部

その能力が仕事にも活かされているんですね。

東京秘密基地本店|ヨヒト

はい、このプランニングやエスコートができることで、予約時間の延長や1日貸切の増加につながっています。通常2時間程度の予約が、4時間、5時間と長くなったり、中には1日貸切になることもあります。詳細なプランニングを提示して、お客様も「一緒にいたい」と思ってくださったときは、とても嬉しいですね。

他のセラピストが真似しにくい、私独自の差別化ポイントになっています。他の人がやっていないことをすることで、リピートしたくなる要因の一つになっているのかもしれません。

Shizuku編集部

ヨヒトさんは過去のご経験がかなりセラピストに活かされているように感じました。確かに、自分が計画したプランを喜んでいただけたら、つい嬉しくなって、もっとお客様のためにできることを考えてしまいそうですね。

東京秘密基地本店|ヨヒト

そうなんです。バーテンダー時代に感じていたやりがいとよく似ているんですが、バーテンダーの時は、自分が作ったカクテルを飲んでおいしいと言ってもらえたり、そのカクテルがきっかけで会話が弾んだり、次の来店につながったりすることがとても嬉しかったんです。

同じように、この仕事でも、自分の提供するサービスによってお客様の人生が少しでも良い方向に変わったり、「ありがとう」という感謝の言葉をいただいたりすることが、大きなやりがいになっています。

Shizuku編集部

バーテンダー時代の経験が今の仕事にも活きているんですね。他にも過去のお仕事との共通点はありますか?

東京秘密基地本店|ヨヒト

そうですね。お客様との関係性の構築という点でも共通点があります。バーテンダー時代も、今の仕事も、お客様との信頼関係を築き、バーに通っていただくことが重要でした。そういった感謝の気持ちがリピートにつながり、さらには長期的な関係性の構築につながっていく。このサイクルが、バーテンダー時代に感じていた感覚と似ているんです。

単純に言えば、お客様に喜んでいただけることが私自身も嬉しいし、それが大きなモチベーションになっています。サービス業の根本は変わらないんだなと実感しています。

セラピストとしてのやりがいと印象に残るエピソード

Shizuku編集部

ヨヒトさんのお客様との印象に残るエピソードや、特に記憶に残っているようなお客様とのやりとりはありますか?

東京秘密基地本店|ヨヒト

はい、ご夫婦で利用されたケースが特に印象に残っています。寝取られプレイを希望されたご夫婦がいらっしゃいまして、奥様は今まで旦那様以外の男性との経験がなかったそうです。

最初は緊張されていた奥様でしたが、旦那様の前で私とのプレイを見せることで、お二人とも興奮されたようでした。ただ、奥様には中イキができないという悩みがありました。

Shizuku編集部

その後、どうなったのでしょうか?

東京秘密基地本店|ヨヒト

その後、奥様と2人きりでセッションを行う機会があり、リラックスした状態で施術を行ったところ、中イキを体験していただくことができました。さらに後日、3人で再びセッションを行った時には、私の指だけで何度も絶頂に達していただけたんです。

これをきっかけに、翌日には旦那様との行為でも中イキできるようになったそうです。奥様の感度が上がり、旦那様の性欲も刺激されて、結果的に夫婦関係が大きく改善したと感謝のお言葉をいただきました。

Shizuku編集部

それは素晴らしいエピソードですね。

東京秘密基地本店|ヨヒト

はい、このようなご夫婦やカップルの悩みを解決できたケースは他にもたくさんあります。「ヨヒトさんのおかげで関係が改善できた」というDMをいただくことがあり、それを聞くと本当に嬉しくなります。

セラピストという立場だからこそできる仕事だと感じています。例えば、彼氏がいる女性がこういったサービスを利用していることを、彼氏は知らないこともあります。パートナーだから言えない性の悩みをセラピストが解決に向けてお客様に寄り添うことで、彼らの関係性も良くなったり、結婚生活も円満に継続することができたりします。

Shizuku編集部

確かに、セラピストさんならではの役割ですね。そういった経験が、ヨヒトさんのモチベーションにつながっているんですね。

東京秘密基地本店|ヨヒト

その通りです。お客様の人生や関係性に良い変化をもたらせるというのは、この仕事の醍醐味だと感じています。技術や接客の質を高めることはもちろん大切ですが、それ以上に、お客様の心の奥底にある悩みや欲求を理解し、解決に導くことができた時の喜びは何物にも代えがたいものがあります。

今後のキャリア展望とスクール運営の構想

Shizuku編集部

ここまで長時間にわたる貴重なお話をありがとうございました。最後に、ヨヒトさんの今後のキャリアの展望について伺えますか?

東京秘密基地本店|ヨヒト

はい。セラピストとしてもうすぐ2年を迎えますが、今後もセラピストとしてさらなる成長を目指しています。個人的には、より高度な技術や知識を身につけ、お客様一人一人により深く寄り添えるセラピストになることを目指しています。そして、この仕事を通じて、多くの人々の人生にポジティブな影響を与えられる存在でありたいと思っています。

また、この仕事で得た経験や知識を、他のセラピストや業界全体の発展に活かせたらと思っています。

Shizuku編集部

業界全体の発展にも貢献したいとのことですが、具体的にどのようなことを考えていますか?

東京秘密基地本店|ヨヒト

この業界の社会的認知度を高め、より健全な形で発展させていくことが目標の一つです。セラピストという仕事が、単なる性的サービスではなく、心理的なサポートや人間関係の改善にも貢献できる専門職として認知されるよう、努力していきたいと考えています。

Shizuku編集部

もし、具体的に構想されていることなどございましたら、可能な範囲で伺えますでしょうか。

東京秘密基地本店|ヨヒト

もちろんです。目指してることはセカンドブランドの独立、セラピストのセカンドキャリアの構築や、セラピストに向けた教育・講座の開催なども考えています。例えば、新人セラピストへのトレーニングプログラムを作成したり、接客技術や心理学的アプローチについての講座を開いたりすることを構想しています。

セラピストを教育する場を設け、外部講師も招いたりもするスクールを立ち上げたいですね。これは秘密基地とは別にではなく、できれば秘密基地の中でやりたいと思っています。

Shizuku編集部

女性用風俗業界はまだまだ発展段階だと思いますので、ヨヒトさんのような実績がある方がセラピストを指導していくことで、業界全体がよくなりそうだと感じました!

東京秘密基地本店|ヨヒト

ありがとうございます。業界全体のクオリティを上げていくためにも、こういった教育機関は本当に大切だと感じています。現在、無償で講習を行っていますが、今後は有償化していきたいと考えています。

Shizuku編集部

なるほど。有償化を通じて、どのような効果を期待されていますか?

東京秘密基地本店|ヨヒト

というのも、お金を払って学ぶことで、セラピストたちも真剣に取り組むようになると思うんです。私自身、結果を出すための内容を日々話しているので、それを実行してもらえれば、確実に売上が上がると自信を持っています。こういった形で業界全体を成長させていきたいですね。

Shizuku編集部

素晴らしい展望ですね。
最後に、この記事を読んでくれるリピーターの方々や他のセラピストの方々に向けて、何かメッセージはありますか?

東京秘密基地本店|ヨヒト

はい。この記事には、セラピストのために言っている内容もありますし、ご予約いただくお客様にとっても参考になる内容があると思います。ですので、ぜひ全ての方に読んでいただけたら嬉しいです。

この記事を通じて、私の生い立ちや考え方、そして頭の中で何を考えているのかが大体わかっていただけると思います。

Shizuku編集部

ヨヒトさんのセラピストとしてのプロ意識や、常に向上心を持って業界全体の発展を考えている姿勢に感銘を受けました。今回のインタビューが、セラピストの方々にとっても、またお客様にとっても有益な情報となることを願っています。

今後のさらなるご活躍を期待しています。本日は本当にありがとうございました。

東京秘密基地本店|ヨヒト

こちらこそ、貴重な機会をいただき、ありがとうございました。このインタビューを通じて、私の思いや考えをお伝えできたことを嬉しく思います。単なる性的サービスを超えた、人生に寄り添うようなサポートを提供していきたいと思っています。また、この業界全体の質の向上にも貢献していきたいです。

セラピストとしての経験や知識を他の方々と共有し、業界全体のレベルアップにつながればと考えています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

抱ける推しが見つかるメディア Shizuku 編集部です。
推し活や女性用風俗をはじめとする情報を発信しています。

目次