女性用風俗の施術というと、セラピストの手技そのものに目が向きがちだ。けれど実際には、部屋に入ってから施術が始まるまでの段取りや、始まってからの小さな確認にも、教わって身につける技術がある。
女風ドキュメンタリー(OASISグループのYouTubeチャンネル)の講習潜入シリーズ第3弾は、モデルの協力を得て、講習の流れを通して撮影した回だ。講師はOASIS本店のセラピスト、イオ。参加したのは約10名のセラピストだった。
本記事では、動画で語られた内容を文字起こしから確認し、利用する女性の側から見て「セラピストはこんなところまで気にしているのか」と分かる部分を中心に整理する。施術の実技に関わる部分は、媒体の方針に沿って考え方に置き換えている。
講習潜入の第3弾、講師は本店のイオ
動画の冒頭、グループ側の進行役は講習会場へ向かう道中で、今回の回の位置づけを説明した。前回の講習動画は見せられる部分がかなり少なく、コンパクトな内容になってしまった。今回はモデルの協力があり、技術講習の深い部分まで撮影できたという。
ただしYouTubeの規約上、出せる範囲には限りがある。その中でできる限りのところまで公開する、という前置きだった。
講師について、進行役は「本店で一番性感がうまいと言われているセラピスト」と紹介している。普段はなかなか見られない映像になるだろう、という言葉とともに、一行はタクシーで会場のホテルへ移動した。
物の置き方と利き手、施術前に見られていること
講習はホテルでの準備から始まった。イオがまず伝えたのは、持ち物をどう置くかという話だ。
- 髪のゴムやブラシは直に置かず、袋の上に置く
- ガウンや紙パンツは、使う順番に上から重ねておく
- フェイスタオルも一緒に置けるようにしておく
接客に慣れてくると、物の置き方が雑になりやすい。だからこそ最初に整えておく、という指導だった。部屋のスペースによって置き方は変わるものの、使う順番を考えて並べておくという考え方は共通している。
カウンセリングで見る利き手
続いて話題はカウンセリングに移った。カウンセリングでは、お客様に名前を書いてもらうタイミングがある。イオはその場面で、相手がどちらの手で書くかをしっかり見るよう伝えた。
利き手が分かれば、お水を渡す向きや、近づくタイミング、シャワーのノズルを渡す方向を相手に合わせられる。ほんの少し向きを変えるだけで受け取る側の感じ方は変わるので、意識してやってみてほしい、という説明だった。
お風呂の泡洗体からベッドへ、施術の流れ
準備の説明の中で、イオは参加者に、実際の予約で泡洗体をしたことがない人はいるかと尋ねた。泡は、扱いやすさや洗い流しやすさを優先するのか、ふわふわとした触り心地を優先するのかで作り方が変わる。
使うローションの量の比率などは、この場を目安に見て参考にしてほしいと伝えている。
泡洗体は、ローションとボディソープで弾力のある泡を作り、その泡で全身を洗う施術の一環だと進行役が補足した。こうした部分も細かく指導しているという。
今回の講習では、湯船で体を温めながら泡で洗う形をとった。イオの説明では、体が温まった状態のほうがその後のストレッチの効果も上がるという。細かい部分まで意識してほしい、という言葉が添えられた。
お風呂から上がった後の流れ
お風呂から上がった後の流れは、次のように示された。
- ストレッチ
- オイルマッサージ
- 性感マッサージ
イオは参加者に、立ち回りや物の置き位置を見ながら「自分ならこうする」と自分の施術と重ね合わせて見ると分かりやすい、と呼びかけた。モデルに直接質問できる機会は少ないので、気になることは聞いてほしいとも伝えている。
10人近い参加者がお風呂場に集まり、場所が足りないほどだったため、進行役は少し離れたところから解説を続けた。
ストレッチは「不安」を先にほどく時間
ベッドに移ってからのストレッチで語られたのは、手の動かし方よりも、受ける側の気持ちの話だった。
初めて女性用風俗を利用する人にとって、ストレッチの体勢は難しいことがある。利用する側には、楽しみと同時に不安もある。
講師の説明によれば、不安のほうに気持ちが傾いてしまうと、どれだけ良いことをしてもスタートがマイナスになる。そうなると、セラピストは本来の力を発揮しにくくなるという。
だからこそ、本当にゆっくり動かす。それだけでも受ける側の不安はやわらいでいく、という趣旨の説明だった。
体がとても柔らかい人の場合
モデルとのやり取りの中では、体がとても柔らかい人への対応も話題になった。クラシックバレエの経験があるほど柔らかい人の場合、ストレッチとしての効果は出にくい。そういうときは、スキンシップの時間に切り替えたほうがよいとイオは話している。
強さを聞くときは選択肢をはっきり示す
マッサージに移る場面では、確認の仕方そのものが指導の対象になった。
「強くて大丈夫ですか」と聞くと、多くの人はとりあえず「大丈夫」と答えてしまう。それでは本当の好みは分からない。イオは、聞くときには選択肢を明確にして尋ねるよう伝えた。
ヘッドマッサージ前の確認
ヘッドマッサージについても、事前に確かめておくことがある。動画で挙げられていたのは次のような点だ。
- 前髪や髪型を崩されたくないかどうか
- メイクをしているかどうか
- 糸リフトなどの施術を受けていて、触れないほうがよい場所があるかどうか
前髪を大事にしている人は多い。また、受ける側はその場所を触られるとは思っていないこともある。万が一を考えて先に聞いておく、というのがイオの考え方だった。
進行役が振り返った「空間演出」と引き出しの数
講習の途中で会場を抜けてきた進行役は、この日の内容を振り返った。前回の動画では店長の施術を中心に見せたが、今回は本店のイオによる講習で、自身にとっても改めて勉強になる部分があったという。
この日の施術は、ドライヘッドマッサージから始まり、ストレッチ、オイルマッサージへと進む順序だった。焦らしの時間をたっぷり取ってから性感に入るスタイルで、自分の施術にも落とし込める部分があったと話している。
空間演出のうまさ
進行役が強調したのは、空間演出のうまさだ。セラピストか一般男性かを問わず、雰囲気づくりがうまい人は施術もうまい。進行役自身の見方として、女性は気持ちが高まっていなければ、どれだけ手元の技術がうまくても心地よさにつながらない、と語っている。
そのうえで、いろいろなセラピストの講習を通じてバリエーションを増やし、それぞれの引き出しを増やしていくことがグループの特色だと話した。
利用する側にとっては、さまざまなタイプのセラピストを選べることに加え、同じセラピストを何度か呼ぶことで違ったバリエーションの施術を楽しめる、という意味になる。
まとめ|この講習から利用者が受け取れること
- 講習では、手技の前に「物の置き方」や「利き手の観察」といった段取りが教えられている
- お風呂で体を温めてからストレッチ、オイルマッサージへと進む流れが示された
- ストレッチは、初めての人の不安を先にほどくためにゆっくり進めるものとされていた
- マッサージの強さは「大丈夫ですか」ではなく、選択肢を示して聞くよう指導されていた
- 髪やメイク、触れないほうがよい場所は、施術前に確認する対象になっている
- 進行役は、雰囲気づくりのうまさが施術のうまさにつながると振り返った
※本記事は、女風ドキュメンタリーの動画「【潜入】女風のプロが教える“快楽”の作り方…講習内容が想像以上だった」の内容を文字起こしから確認して構成したものです。施術の実技に関わる部分は考え方に置き換えて紹介しています。講習の内容や参加人数は撮影時点のものです。
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よくある質問
動画によると、モデルの協力を得て、ホテルでの準備からお風呂、ストレッチ、オイルマッサージまでの流れを通して行われていました。講師はOASIS本店のセラピスト・イオで、参加したのは約10名のセラピストです。
講習では、カウンセリングで名前を書いてもらうときに利き手を確認し、お水やシャワーのノズルを渡す向きを合わせるよう指導されていました。すべてのセラピストが同じことをしているとは限りませんが、こうした観察を教わっている人がいることは分かります。
講習では、初めての人にとってストレッチの体勢は難しいことがあり、不安が大きいとスタートがマイナスになるという前提で、本当にゆっくり進めるよう教えられていました。緊張していることや苦手な体勢は、遠慮せず伝えて大丈夫です。
講師は「大丈夫ですか」と聞くと多くの人がそのまま「大丈夫」と答えてしまうため、選択肢を明確にして聞くよう指導していました。聞かれたときは、強め・弱めなど自分の好みをそのまま答えてかまいません。
講習では、ヘッドマッサージの前に前髪やメイク、糸リフトなどで触れないほうがよい場所がないかを確認するよう伝えられていました。セラピストから聞かれなかった場合も、自分から先に伝えておくと安心です。



