今回のShizukuでは、東京・大阪を制したオアシス大阪所属のアスマさんにインタビューをさせていただきました。理系エンジニアから女性用風俗セラピストへ転身し、デビューわずか8ヶ月でオアシスグループ全国1位を獲得後、女風業界最大手の東京秘密基地グループでも全国1位を獲得したオアシス大阪店のアスマさん。
全国1,700人のセラピストの頂点に立ち、オアシスグループ歴代記録4部門すべてを塗り替えた。某スポーツで日本代表を経験し、大手企業のエンジニアとして安定したキャリアを捨てて専業デビュー。
「性感に相性はなく技術でカバーできる」という独自のセラピスト哲学で、東京で全国1位を獲得後、地元・大阪に移籍し、再び頂点へ。異例の速さで記録を更新し続けるトップセラピストの全貌に迫る。
ぜひ最後までご覧になってください。
理系エンジニアから女性用風俗セラピストへ
Shizuku編集部本日はよろしくお願いします。まず最初に、アスマさんのこれまでのご経歴について伺えますでしょうか。学生時代や社会人時代についてお聞かせください。



神戸出身、大阪育ちです。某有名大学を卒業後、東京に移りエンジニアとして働いていました。そこからセラピストに転向したという経歴です。



エンジニアは今の時代、注目されている職種の一つですし、手に職という意味でも安定したキャリアだと思います。そもそもなぜエンジニアというキャリアを選ばれたのでしょうか?



もともと理系で、IT領域に強い関心がありました。学ぶうちに、現代社会ではあらゆる分野でITが不可欠だと実感し、研究室もその方向で選びました。そのまま自然な流れでIT系企業に就職しました。



学生時代から情報系の勉強をして、インターンなどIT領域での就職準備も本格的にされていたんですね。ちなみに、エンジニアとしては具体的にどのような仕事をされていたんですか?



社内システムの開発・運用を担当していました。
直感を信じて専業セラピストとして女風デビュー





社内エンジニアだったとのことですが、エンジニアと女性用風俗は、かなり無縁な世界ですよね。エンジニアの方は少し寡黙な印象があったのですが…。女性用風俗を知ったきっかけや、セラピストとしてデビューするまでの流れを教えていただけますか?



女風のセラピストになる前提として、実は私は理系でありながら、某スポーツで日本代表まで経験しており、その競技を16年間続けていました。



日本代表ですか!16年間もスポーツをされていたんですね。



はい。スポーツと勉強を両立してきました。



完全に優等生ですね。



スポーツを通じてコミュニケーション能力を培うことができたと思います。その後、IT業界に進んだのですが、なぜ女性用風俗に転向したかというと、エンジニアは常にパソコンに向き合う仕事だからです。



もう少し詳細に伺えますでしょうか。



ユーザーの声は間接的には届きますが、直接聞くことができません。スポーツをやってきた人間としては、その距離感が肌に合いませんでした。もっと直接的にユーザーの声を聞ける職種はないかと探していた時に、女性用風俗という選択肢が出てきました。



女性用風俗を知ったきっかけは何だったんですか?



当時、知り合いの女性から女性用風俗について話を聞く機会がありました。振り返ると、その方は実際に女性用風俗を利用されていたのだと思います。「女風のセラピストとは何か」というところから、女性用風俗を知りました。



大手企業のエンジニアという安定したキャリアを手放して、女性用風俗の世界に飛び込もうと思われた理由は何だったのでしょうか?



女風のセラピストを選んだ理由は2つあります。1つは直接的なコミュニケーション、もう1つは「チャレンジするなら20代のうちに」という意識です。このままレールに乗り続けることもできましたが、一度思い切ってチャレンジしてみようと思いました。



多くのセラピストの方は、最初は副業から入ったり、まずは話を聞いてみようという感じだったりすると思うんですが、アスマさんの場合はどうだったんですか?



私は2023年1月1日にデビューしたのですが、2022年12月にエンジニアを退職し、完全に専業で女風セラピストとしてスタートしました。



いきなり女風で専業ですか!



正直、おすすめできる方法ではありません(笑)。



当時は何を考えて、専業でいきなりセラピストデビューしようと思ったんですか?



自分の中では、女性用風俗でトップを目指せる、いや必ず獲れるという確信がありました。そういう直感は、これまで外れたことがないんです。



2023年当時は、コロナ禍で芸能人が女性用風俗利用しているとメディアに取り上げられ、世間の認知度も少し上がってきたタイミングだったと思います。業界の実態もまだよく分からない状態でしたよね。不安はなかったんですか?



女性用風俗業界で最大手の東京秘密基地についてはもちろん調べましたし、女風業界のメディア記事も読み込みました。ただ、専業で入ったのは無謀だったと今なら思います(笑)。今は他の業界に行くなど全く考えられませんが、当時は自分の直感を信じたんでしょうね。



スポーツで日本代表まで経験された成功体験が、その直感につながっていたのでしょうか?



トップを目指せるというのは、実は二番目の理由なんです。一番の理由は、色んな面で女性に寄り添える人になりたいと思ったからです。



「女性に寄り添いたい」とは、素晴らしい理由ですね。なぜそのように思ったのですか。



エンジニア時代、社会の荒波に揉まれて疲弊していく女性を沢山見てきました。女性用風俗は、単に性的なサービスを提供するだけでなく、相談に乗るという使われ方も多いだろうという認識が私の中にありました。
カウンセラーなど様々な職業がありますが、密室で、なおかつ性的な関係まで可能な女性用風俗なら、もっと深く女性に寄り添えるのではないかという考えが最初からありました。



正直、非常に珍しい動機ですね。多くのセラピストは「性行為が好き」「性欲が強い」、「それを活かして女性を喜ばせたい」という入り口が8割だと思うんです。



その通りだと思います。私は現在面接も担当していますが、ほとんどがそういった動機の方ですね。



なぜアスマさんは、メンタルケアやメンタルヘルスという視点から女性用風俗を捉えられたんですか?



スポーツを通してメンタルの重要性は分かっていましたが、大人になってから自分自身がメンタル的に大変な事もあり救われた経験があります。
特に落ち込んでいる時に寄り添う存在がいるだけで、本人にとって人生を救うくらい大切な分岐になりうるので、これ程直接声を聞けてやり甲斐のある仕事はなかなか無いだろうなぁと考えていました。
体力より心を使う職業だと捉えていました。
専業セラピストとしての覚悟とオアシス本店を選んだ理由





女性用風俗を知った時は、まだエンジニアとして働いていたんですよね?



はい、女性用風俗の業界を調べている時点ではエンジニアとして働いていましたが、退職する決意は固まっていました。4〜5ヶ月で決断し、すぐに退職しました。



4〜5ヶ月で決断されたんですか!



人生一度きりなので、1番にやりたい事をやり抜きたいです。その選択を正解にするのは自分次第なので、あとは100%打ち込むだけだと考えています。



これまで何十人ものセラピストの方とお話ししてきましたが、女性のメンタルケアという視点から女性用風俗業界に入られる方は本当に稀です。



少ない方だと思います。でもメンタルだけじゃなく、純粋に気持ちよくなってる女性の姿が好きなので、続いてるのだと思います。



さらに、20代後半でチャレンジしようと、本当にゼロか百かで仕事を辞めて専業デビューというのは、かなり珍しいデビューの仕方だと思います。



そうですよね。



覚悟とは裏腹に実際の現実にギャップは感じませんでしたか?順調にデビューできたのか、それとも苦戦されたのか、デビュー当時を振り返って教えていただけますか?



専業なので活動しないと生活できなくなるので、朝から晩まで出勤していました。ツイキャスやSNS投稿を続けていましたが、やる気と指名数は直結しないので、最初はもちろん予約が入りませんでした。
お客様はセラピストに付いていくものなので、新人でありながらMCを務めて先輩セラピストを呼び、アメトークのようなトーク企画を組みました。他のセラピストと積極的に絡むことで、先輩のお客様にも来ていただけるようになりました。



先輩のお客様を引き継ぐ形だったんですね。



がむしゃらに取り組んだ結果、先輩や誰かのお客様が多くて、これではオアシス店舗全体の利益にならないと考えました。そこで、他の女性用風俗の店舗とのコラボを始めました。当時、店舗間コラボはあまり活発ではなかったんです。お客様には性感技術を褒められる事が多かったのでM性感の代表さんなどに積極的にアプローチし、他店のお客様をオアシスに呼び込む戦略を取りました。



当時、女性用風俗業界は東京秘密基地グループと萬天堂さんが二大巨頭で、その他にセカンドブランドや小規模店舗が点在している状況でしたよね。専業として入るなら、どこの店舗にするかはかなり慎重になると思うんですが、オアシス(当時はみちる)を選ばれた背景は何だったんですか?



もともとは秘密基地本店の面接に行きました。その面接でオアシスにスカウトされたんです。面接に行くまで、オアシスというブランドの存在を知りませんでした。



面接でスカウトされたんですね。



秘密基地本店は人数が多過ぎてキャラ被りもしているので、今となってはオアシスで良かったと思っています。オアシスはストレッチが特徴なので、自分がスポーツをやっていた経験を活かして、ストレッチから性感へという流れで勝負できると考え、入店を決めました。
差別化戦略は毎日配信と性感特化ブランディング



オアシスは東京秘密基地グループのセカンドブランドですよね。セラピストを後押しするためのプロモーション予算なども、本店と比べると規模が小さくなってしまうのではないでしょうか?



広告の打ち方が異なるんです。オアシスは今後も伸びていくと確信して入店しました。オアシス本店でデビューしましたが、在籍数は東京秘密基地本店より少なかったです。ただ、「この店舗で1位になれなければ、基地グループ全体で1位など到底無理だ」と考え、まずはここで結果を出そうと決めました。



専業として、お客様を獲得していかなければ生活すら危うい状況で、かなり追い込まれながら活動されていたと思うんですが。



デビュー日に合わせて繁華街に引っ越したので、家賃を上げて自分を追い込んでいました笑



ツイキャスやX(旧Twitter)での発信活動をされたり、オアシス内の先輩に絡みに行ったり、他店とコラボしたりされていましたよね。同じグループ内でお客様を回していると売上のトップラインが伸びないという気づきを得て、他店とのコラボに移行されたと思うんです。先輩のお客様を引っ張ってきてしまった時に、トラブルにはならなかったんですか?



先輩のお客様を奪おうというマインドではなく、むしろ「取ってしまって大丈夫だろうか」という不安がありました。ただ、当時の先輩が「お客様が流れても全然構わない」というスタンスだったので、遠慮なく取り組めました。



ツイキャスの中で、具体的にどういった企画をしたり、どういった戦略でお客様に乗り換えてもらえるようになったんですか?



戦略は複数ありました。まず、店舗のホームページや宣材写真で目立たなければ指名は入らないと考えました。当時、上半身を露出している人はほとんどいなかったんです。女性用風俗なので、あえて脱いだ宣材写真を撮影して差別化を図りました。
そして性感です。女性用風俗に入ったからには、性感技術を極めたいという思いがありました。



性感にこだわられたきっかけは何だったんですか?



よく受けていた相談がありました。「色々な店舗でイケメンやランカーに入ったけれど、性感がいまいちだった」「一般の男性の方が気持ちよかったけれど、言い出せなかった」といった声が非常に多かったんです。
せっかく女性用風俗を利用してくださっているのに、そういう不満を抱かせているのが、専業セラピストとして取り組む私にとって非常に悔しかったんです。絶対にそうした不満を持たせたくないと思い、性感の講習に徹底的に通いました。



外部講習も受けられたんですか?



はい。外部講習も数多く受講し、「今日はこういう講習を受けたので、この技術ができるようになりました。こういった施術を受けたい方いますか?」という発信を積極的に行いました。グループ内で講習があるのにわざわざ高いお金を払って外部講習を受けに行く人はいなかったので、それで差別化を図りお客様を獲得していった形です。



発信量もかなり多かったんですか?



ツイキャスを毎日配信し、SNS投稿も1日に何十回も行いました。一つの分野だけでなく、すべての分野で目立とうと考えていました。



発信と技術、この両輪をしっかり身につけていこうという戦略だったんですね。



その通りです。新人は技術がないと思われがちですよね。しかし、「ここまで講習を受けているなら、性感目的のお客様も来るだろう」と考えました。自分自身も技術を身につけたかったので、性感特化という形で売り出していました。



「イケメンやランカーに入ったけど性感がいまいちだった」というお客様の声は、ツイキャスで上がってきたんですか?それとも実際にフリーで入ってくださったお客様からですか?



ツイキャスでもありましたし、実際のお客様からもありました。ただ、深く掘り下げられたのは、実際にお客様が入り始めてからですね。
圧倒的な物量でデビュー8ヶ月で全国1位





発信活動やツイキャスなどを通じて、お客様の課題を分析していったんですね。業界課題として「性感」があり、「新人で性感がしっかりできる人」というポジショニングで講習を受けて発信していき、そこに魅力を感じてくれた方がお客様として定着していった、という流れですね。



その通りです。最初のお客様が全く入っていない期間は、自己流ではなく店長に教えを請い、「これをやっておけば良い」というアドバイスを150%の力で実践しました。どの分野も最初は模倣から始まりますよね。そこから自分の色を加えていこうと考えていたので、とにかく量をこなしました。



様々なセラピストの方のお話を聞くと、最初から順調だったパターンと、苦戦して戦略を練り直したパターンがあります。アスマさんの場合、デビュー当初から順調にお客様が増えていったんですか?



専業セラピストとしては厳しかったと思います。1ヶ月目、2ヶ月目は特に。



手応えを感じ始めたのは何ヶ月目ですか?



2ヶ月目の後半あたりから、「これはランキングを徐々に狙える」という手応えがありました。



1ヶ月目と2ヶ月目後半での違いは何だったんですか?



私は基本的にツイキャス配信で予約につなげてきたのですが、視聴者数や反応が明らかに変化しました。また、実際にお客様が入り始めて、私の性感技術に対する反応が非常にポジティブだったんです。「ここまでの性感を受けたことがない」という声が、自信につながりました。



ツイキャスの反応は、具体的にどう変わったんですか?



視聴者数が増加し、コメント数も増えました。リスナーとの距離が縮まり、「今度予約してみようかな」というコメントが増えてきたタイミングで、「流れが変わった」と実感しました。



そこからどのくらいで全国1位になったんですか?



デビューが2023年1月で、全国1位を獲得したのが2023年8月です。8ヶ月ですね。



デビューから8ヶ月で全国1位!



まずオアシス内で1位になり、その後、東京秘密基地グループ全体で1位になりました。



セラピスト専業としてデビューして、8ヶ月で全国1位というのは異例の速さですね。その時の心境を教えてください。



「よし獲れた。ほんと良いお客さんに恵まれたな」という感覚でした。最初から目指していたので、順当に到達したという気持ちです。一本釣りのような少数精鋭のお客様ではなく、月間本指名数最多で獲れた事が嬉しかったです。ただ、1位を獲ってからが本当のスタートだとも感じました。



1位を獲ってからの方が大変なんですね。



はい、ランキングを維持する方が遥かに大変です。また、1位を獲ってからはお客様の層も変わり、求められるレベルが格段に高くなります。常に進化し続けなければならないというプレッシャーがありました。
東京から大阪へ新たな挑戦と代表への野望



その後、オアシス大阪店の立ち上げに関わり、移籍されるわけですが、東京で1位を獲った後に大阪へ行こうと思った理由は何だったんですか?



まず、東京で1位を獲得して次の目標を考えた時、プレイヤーとしてだけではなく、店舗全体を統括する立場になりたいという思いがありました。店舗の代表としてオアシスを牽引していきたいという野望があったんです。



代表になりたいという明確な目標があったんですね。



はい。東京は秘密基地グループの本拠地であり、翔輝さんやいずみさんなど、既に代表として活躍されている方が多数いらっしゃいます。そういう意味では、東京で代表になるのはかなりハードルが高いと判断しました。
一方、大阪は私の地元である関西ですし、大阪で強い存在感を持つ人や目立つ人はあまりいないと感じました。プレイヤーとして時折現れる方はいますが、しょうきさんやいずみさんのように代表として業界を牽引する人はいない。
これは相当大変だと思いましたが、挑戦すれば強固な地位を築けるだろうと考えました。まさにフロンティア精神です。



そうして大阪への移籍を決断されたんですね。



そうですね。オアシスが大阪店を立ち上げることになった2024年7月を機に大阪へ移籍しました。
二拠点活動で築いた基盤



プレイヤーからリーダーへ、チームのマネジメントや店舗全体を統括していく中で、プレイヤーとしての限界も見えてきて、いずれは代表を目指すようになってきたんですね。大阪は、記事メディアを運営する中で、東京よりも検索需要が高いホットなエリアだと感じています。ただ、東京のお客様を何人か切らざるを得なかったと思うのですが、今回のインタビューのきっかけとなった売上記録は、大阪での記録ですよね?



はい、そうです。



東京で1位になって、そこから大阪で再びゼロから始めたわけですよね。東京で熱心に応援してくださったお客様も多かったと思うんですが、印象に残っているエピソードなどはありますか?



応援してくださっているお客様は、今も継続して来てくださっています。大阪まで旅行のような形で来てくださる方もいらっしゃいます。私も東京出張を頻繁に行っていて、移籍した7月などは東京と大阪を半々で活動していました。



今でも二拠点で活動されているんですか?



はい、多い時は週1回のペースで、3日間東京、3〜4日間大阪というスケジュールで非常に細かく往復しています。大阪での売上もありますが、今でも東京から来てくださるお客様もあります。なので、大阪だけではないですね。



東京のお客様も手放せなかったんですね。



さすがに東京のお客様は手放せませんでしたし、東京の新規のお客様を逃すのはあまりにも惜しいので。出張は月2回のペースで行っています。



大阪での新規開拓は、これまでのツイキャスの視聴者層も変わってくると思うんですが、新たに取り組んだ施策などはありましたか?



大阪では、本当に再び新人セラピストに戻ったような形で活動を始めました。



大阪でのオアシスの認知度はどうでしたか?



東京で「オアシス」と言えば、秘密基地のセカンドブランドとしてある程度認知されています。しかし大阪では「オアシスって何?」という反応でした。
東京の特徴として、東京秘密基地が圧倒的な一強状態です。一方、関西はCANDY OSAKAなど、複数の強力な店舗が競合しているんです。そのため、「新しい店舗が参入した」程度の認識にしかならず、なかなか実を結ばない。そこが苦しかったですね。



広告を打つ場合は関西エリアにターゲティングできると思うんですが、ツイキャスやXはそこがコントロールしづらいですよね。どういった工夫をされたんですか?



僕は初月から新規指名数最多記録などありがたいくらい指名頂いたのですが、お店のセラピストが他にいなかったのでまず求人と教育をする必要がありました。初月から大規模な広告を打ったとしても、僕は予定埋まっていて他にお店で予約を受ける人がいなかったんです。なので地道に自分でお客様を獲得し、リアルな口コミを増やしていくという戦略を取りました。



東京と大阪で、発信内容などは変えましたか?



オアシスを知らない方ばかりだったので、「オアシスとは何か」という店舗の概要を発信するようになりました。東京の時よりも店舗説明に重点を置きました。東京では自分自身の発信が中心でしたが。



完全なゼロからのスタートの場合、大阪ではどうやって新規を獲得していったんですか?



最初は、東京で私のことを知ってくださっていたお客様が一気に予約してくださいました。そこは東京で頑張ってきて良かったと実感した部分ですね。



大阪での活動について、東京で応援してくださっていたお客様との関係はどうなったのでしょうか?



東京のお客様が最初に大阪まで来てくださったので、東京で頑張ってきて良かったと実感しました。東京には行けないけれど大阪なら来られるというお客様もいらっしゃいました。
歴代記録4部門制覇「秘密基地グループ1,700人の頂点へ」



東京と大阪の二拠点で活動されている中で、先月は最高売上を達成されたと伺っています。そこまで伸びた要因や成功の理由について教えていただけますか?



実績から申し上げますと、先月、東京秘密基地グループ全国1位を獲得しました。秘密基地、M性感、オアシスを合わせた5店舗、全国1,700人のセラピストの中での1位です。さらに、オアシスグループの歴代記録も塗り替えました。月間最多本指名人数、売上、新規数、月間予約件数の4部門すべてを更新しました。つまり、オアシスグループの歴代記録は、すべて私が保持している状態です。



新人時代は性感技術にポジショニングの強みを置かれていましたが、3年目、4年目になると技術があって当たり前という見られ方になってくる側面もあると思います。競合も増える中で、なぜここまで記録を塗り替えることができたのでしょうか?



性感に関しては、業界でもトップクラスの満足度を提供できる自信があります。その満足度によってリピートしていただいています。リピーターの方々がいるからこそ活動できるので、リピート率を非常に重視しています。性感だけでなく、飲みのみの予約や旅行デート、様々な形態の予約がありますが、その時間を徹底的に楽しんでいただくことにフォーカスしています。



最初にお話しされていた、社会の荒波に揉まれている女性を支えたいという思いにもつながっているんですね。



はい。悩みを抱えている女性や、日常では発散しきれないストレスを持つ方に、性感だけでなくデートなどの非日常体験を通じて楽しんでいただくことで、日常生活も楽しく過ごしていただけたらという思いで取り組んでいます。それによってリピーターが増え、売上も伸びたという流れです。



新規獲得だけでは限界がありますから、リピート率へのこだわりが重要だったんですね。性感技術は講習を受けて数をこなせば伸びていくと思いますが、飲みやデートに関してはどうでしょうか?プランニングやコミュニケーション力はどのように磨かれたのですか?



プランニングは細かく行いますが、一つのレールに固定するのではなく、複数の選択肢を用意しておきます。コミュニケーション力が元々あったのかは分かりませんが、それほど陽気なタイプではないんです。MBTIで言うと仲介者タイプなので、共感性が高く、相手を理解する能力には長けているかもしれません。



相手に合わせる力が強いということですね。



そうですね。自分が楽しければ良いという考えではなく、相手が楽しければ自分も楽しいというマインドがあります。相手の楽しさがあってこその自分の楽しさです。性感も同じで、自分が気持ち良いのではなく、相手が気持ち良い姿を見たいという思いがあります。



相手基準、女性基準で考えることが、満足度ややりがいにつながっているんですね。



はい。お客様によっては「あなたの行きたいところに行きたい」という方もいるので、本当に一人ひとりに合わせています。女性が楽しむために何ができるかを常に考えています。また、私は多趣味なのですが、人が熱中しているものや趣味を聞くのが好きなんです。熱量を持って取り組んでいるものには必ず魅力があると思うので。



相手の趣味も尊重されるんですね。



否定から入るのではなく、まず自分も知ってみようという姿勢で聞いていると、自分も熱中してしまうことがあります。推し活のイベントなど、全く知らない分野のものにも参加します。その時間、自分が楽しまないと相手も絶対に楽しめませんし、そういう雰囲気は必ず伝わると思うので、まずは自分が楽しもうという姿勢ですべての時間を過ごしています。



確かに、楽しんでいる人と一緒にいると楽しいですね。



そうですよね。あまり詳しくないけれど楽しそうだな、という雰囲気や表情は伝わります。自分から楽しむということもそうですし、後から「これはどういう背景があるの?」と理論的なことも知りたいタイプなので、深掘りして一緒に熱中していく感じです。



改めて、歴代記録を塗り替えられたことについて伺います。他のセラピストと違う、圧倒的な強みは何だとお考えですか?



やはり女性用風俗のセラピストとして、性感技術が最大の強みです。どんなに長いデートでも短時間でも、私は必ず性感を提供します。おそらく他のセラピストよりも性感に重点を置いていると思います。性感満足度が私の最大の強みですね。
成功の秘訣は「女性の日常までを変える性感」





シンプルな質問ですが、「性感が得意」と言えるようになったタイミングや、自信を持てるようになったきっかけはありますか?



自信を持てたのは、他店の幹部や代表の施術を受けてもオーガズムに達せなかった方が、「アスマさんの施術では達することができた」と言ってくださった経験からですね。それが大きな自信につながりました。私が性感で意識しているのは、女性用風俗の時間を楽しんでいただくことはもちろんですが、それだけではないんです。



言いますと?



オーガズムに達せず悩んでいる方が本当に多いんです。だから、日常に戻った時の性行為でもオーガズムに達せるようになってほしいと思っています。私の性感技術を受けると、日常生活で、例えばパートナーや配偶者との性行為で気持ち良くなれるようになるんです。その時間が気持ち良いに越したことはないですよね。



なるほど、体質改善のようなイメージですね。



はい。体質改善のような感覚で中イキ開発を行っています。セラピストによっては、相性の良いお客様だけを満足させて「自分は技術が高い」と言っている人もいると思いますが、それはプロではないと考えています。正直、性感技術に関して相性は存在せず、技術でカバーできると私は確信しています。



「技術でカバーできる」というのは強い信念ですね。



すべてのお客様に対して満足度100点の性感を毎回提供することを心がけています。そして、予約時間内だけでなく、予約時間外でも性の悩みが解決されるように。そこが私の女性用風俗セラピストとしてのこだわりです。



発信内容もそういった内容が多いのですか?



はい。そうした悩みを持った方が予約してくださいますし、リピーターも、そういった方や、既にオーガズムに達せるけれど最も気持ち良く楽しいから来てくださるという方が多いです。



日常生活で達せなかったら意味がないという考え方、まさにその通りだと思います。男性向けの風俗は一時的な快楽が目的のことが多いですが、女性の場合は悩みを抱えて準備して来られる方が多いですよね。



本当に多いですね。利用の仕方自体が全く異なります。



施術以外のところでも根本的な悩みの解決に向き合われているのが、アスマさんが選ばれる理由なんですね。



ありがとうございます。そうですね、主に私を選んでくださるお客様は大きく3パターンです。とにかく気持ち良くなりたい方、外イキはできるが中イキはできないなどの性に関する悩みを持つ方、そして全く男性経験がなく女性用風俗も初めてという方ですね。



技術でカバーできるとおっしゃっていましたが、その開発や技術面について、もう少し詳しく伺えますか?



それを説明すると非常に長くなってしまいますね(笑)。



ちなみに、相性についてもう少し伺いたいのですが。



趣味嗜好の相性はもちろん存在します。ただ、女性を気持ち良くすることを考えた時の相性、つまりオーガズムに至ることに関しては、身体の構造上、技術でカバーできると考えています。



そこは非常に興味深いです。
関西で女性用風俗をさらに盛り上げる。



トップの景色を見た後、今後どのようなことを考えていらっしゃいますか?業界や店舗をどうしていきたいか、個人の目標など、お聞かせください。



これは野望ですが、東京の基盤を手放してでも関西に来たので、地元関西でオアシス大阪から女性用風俗を盛り上げたいと思っています。



東京と大阪、両方で実績を残されていますからね。



東京でもナンバーワンの本指名率、ランキングともにナンバーワンを獲得してきたノウハウがあります。拠点を変えて両方で1位になった人は、おそらくほとんどいないと思います。私が手がけるオアシス大阪では、誰が担当しても満足度100点の店舗を目指したいと思っています。



中途半端ではなく、確かな技術を持った人材を育てたいということですね。



はい。私自身も多くの講習を受けてきて、今になってその価値を実感しているので、私が持つ技術やノウハウはすべて後進に伝えたいです。関西には競合と言える店舗が複数ありますが、満足度でしっかりと超えていきたいですね。まずは関西でナンバーワン満足度の店舗にすることが目標です。



個人としての活動から店舗全体へと視点が変わっていったと思いますが、求人面では苦労されていますか?



そうですね。応募者は来るのですが、理想とする人材がなかなか見つからないというのが正直なところです。



しかしながら、今後女性用風俗業界でナンバーワンを目指していく上ために、仲間を増やしていく必要がありますね。どのような人と一緒に働きたいですか?



端的に言えば、やる気がある人です。正直、どんなに夢を語ってもやる気がない人は続きません。新人期は本当に大変なので、だいたい3ヶ月程度で辞めてしまうんです。甘い部分ばかりを見ている人が多いですが、女性用風俗の仕事は男としても人間としても大きく成長できます。性感技術だけでなく、コミュニケーション力など、磨かれる面が非常に多いです。



現在のオアシス大阪店の教育体制についても教えてください。



最大手の東京秘密基地グループ全国ナンバーワンになった私がマンツーマンで教えます。ここまで徹底した講習を行っている店舗はなかなかないと思いますし、しかも現役のナンバーワンが直接指導しています。



先ほど、「やる気がある人」を求めているとおっしゃいましたが、「稼ぎたい人」よりも、異なる動機を持った人を求めているのですか?



その通りです。稼ぎたい人を募集しないのは、私のブランディングとして意図的にそうしています。「稼ぎたい」という人は、本当にお金しか見ていない場合が多いんです。結局お金のためだけになってしまい、ある程度稼いだら辞めてしまいます。だから、女性を喜ばせたいという思いが根底にある人に来てほしいですね。



実際に、そういうマインドの方が集まっているのですか?



継続的に発信しているからか、現在育成中の新人たちは、本当に優しくて、私と似たマインドを持つ人材が入ってきています。教育実績で言うと、最近入った新人は1ヶ月半で100万円以上の売上を達成しています。教育の成果もしっかり出ています。



外部での活動もされているとお聞きしました。



はい。店舗内だけでなく、秘密基地グループや他店にも有料で外部講習を開催しています。東京では既に15回ほど開催していて、東京秘密基地本店の店長も私の性感講習に参加してくださっています。外部講習の実績もしっかり積み重ねてきたので、店舗内だけでなく、業界全体から認められていると自負しています。



有料級の講習が無料で受けられるということですね。



そうです。店舗所属のセラピストには、外部では有料の講習を無料で提供しています。そして、私の野望とともに、関西で女性用風俗を盛り上げたい人を募集しています。興味のある方はぜひ話しだけでも聞きにきてください。
僕は女風業界に飛び込んで人生変わりました。



本日は貴重なお話をありがとうございました。



ありがとうございました。
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