指名したセラピストが、会っていない時間に何をしているのか。DMの返信が遅いのはなぜなのか。利用する側からは見えにくい部分だ。
女風ドキュメンタリー(OASISグループのYouTubeチャンネル)は、OASISのセラピスト・新庄なおやの1日に密着した。動画タイトルでは「女風No.1セラピスト」、同行した撮影スタッフからは「うちのナンバーワン」と紹介されている。
この日は朝9時半から予約が入り、夜11時まではバーイベントという詰まった1日。本記事では、移動やカフェでの会話から見えた予約と予約の間の過ごし方を中心に、文字起こしから確認できた内容を整理する。
朝9時、エナジードリンクを片手に1件目へ
撮影スタッフとなおやが合流したのは朝9時10分ごろ。この日の1件目は9時半スタートで、次の予約は午後2時からだった。
夜にはバーイベントも控えている。スタッフは「これ密着できるかな」と思いながらスケジュールを見ていたと話していた。
- 9時半 1件目の予約
- 昼 カフェでXの投稿とDMの確認、チームの進捗チェック
- 14時 2件目の予約(その後も夕方前まで予約)
- 夕方 美容室で髪を整え、バーイベントの準備
- 夜 バーイベント(夜11時まで)
朝一の飲み物を聞かれると、なおやが見せたのはエナジードリンク。「マイパートナー」と呼んでいた。スタッフは、事務所のゴミ箱がエナジードリンクの缶ばかりだと笑い、残業の多い会社員より働いているのではと驚いている。
なおや自身は、朝が早い日が好きだという。1日が長く感じられるからだ。午前中に予約がないと寝すぎてしまい、時間を無駄にした罪悪感が1日中残ってしまうと話していた。
カフェでの作業時間、XとDMに追われる
1件目を終えると、2人は喫茶店へ。予約の間が1時間ほどの日は移動しながら作業をするため、こうして腰を落ち着けるのは珍しいパターンだという。この日は間が3時間と、普段の3倍あった。
まず取りかかったのは、Xの投稿とDMのチェックだ。スタッフは、セラピストはみな時間があれば携帯を開き、投稿するかDMを返していると話す。売れているセラピストほど仕事が増え、1つ1つの投稿もよく考えて作っている、とも。
DMを頻繁に返せない理由
DMについて、なおやは率直だった。長々とやり取りを続けることはできず、頻繁に返すことも難しい。1日のうちにいつ返せるか分からない、というレベルだという。
だからこそ、最近は投稿で顔も出すようにしている。スタッフは、投稿で人柄が分かるうえにランキングの実績もあり、新人を指名するときとは不安の大きさが違うと補足した。
なおやは、気になったら会ってみたほうがきっと満足できるのでは、と考えている。そのためにホームページのプロフィールや日頃の発信には気を配っているという。
お客様の前では携帯を出さない
これだけ携帯と向き合っていると、接客中は大丈夫なのかと気になる人もいるだろう。スタッフが確認すると、なおやはお客様の前では携帯を出さないと答えた。
会っていない間はずっと携帯を見ている。だからこそ、お客様と会っている時間は携帯のストレスから解放される感覚があるという。予約の時間がそのまま、通知から離れられる時間になっているわけだ。
チームリーダーとして、メンバー一人ひとりと向き合う
なおやはチームリーダーでもある。OASISにはチーム制度があり、なおやはメンバーに毎週土曜日に進捗を報告するよう伝えている。だいたい1〜2日で全員分がそろうといい、カフェではちょうど揃った報告を1つずつ確認していた。
チームごとのグループLINEでは、リーダーがメンバー1人1人にフィードバックやアドバイスを送る。個人面談も行っている。スタッフが大変だねと声をかけると、なおやの答えは意外なものだった。
- その人の性格を考えながらアドバイスするのは、楽しいとさえ感じる
- 「今こうやって頑張っているんだろうな」「これはサボっているな」と見えてくるのが面白い
- スタッフいわく、面談のあとに霧が晴れたような顔をしているメンバーも多い
スタッフは、面談のなおやを「我が子の成長過程を見るような目」をしていると表現した。チームの編成替えでは、これまでほとんど関わりがなかったメンバーとも同じチームになる。絡むきっかけが生まれるのも、チーム制度のよさだと2人は話していた。
予約の間は必ず1時間。30分で入れていた頃の失敗から
昼の12時を回り、1時に出て2時からの予約へ。ここでなおやが話したのが、予約と予約の間の取り方だ。
始めたばかりの頃は勝手が分からず、30分後に次の予約を入れていたこともあった。しかし30分では間に合わないと分かり、今は何があっても1時間空けている。
スタッフとのやり取りでは、新宿から新宿のような同じ駅での移動でも1時間は空ける、と確認していた。
- 準備や作業をする時間が取れる
- 横浜など、都内から30分ほどかかる場所でも1時間ならちょうどよい
- トラブルやハプニングがあっても対応できる
- 時間が余れば、Xの投稿などにあてられる
移動は電車が中心で、新宿・渋谷・池袋あたりが多い。タクシーを使うこともあり、車内で作業ができて夏は涼しいので楽だという。スタッフは、ここまで電車に乗るなら定期を買ってもいいレベルだと笑っていた。
歩くときに自然と添えられる手
移動中、スタッフがあることに気づいた。カメラを構えて歩くスタッフの腰に、なおやがさりげなく手を添えていたのだ。
スタッフは、セラピストのエスコートが習慣としてプライベートにまで身についているのだろう、と感心していた。仕事で身につけた気配りが、仲間と歩くときにも自然に出ている場面だった。
夕方の美容室と、2人で運んだシャンパン
夕方前まで予約をこなしたあとは、夜のバーイベントの準備。OASISのセカンドブランドのバーで開かれるイベントだ。なおやはバーに向けて美容室に寄り、髪を切ってさっぱりした顔で現れた。
準備は何人かで分担するつもりだったが、思うように人が集まらず、結局シャンパンなどの荷物を2人で運ぶことに。スタッフは「今日1日で今のターンが1番疲れた」とこぼしていた。
「今日はまだ楽な方」
それでもなおやは、今日はまだ楽な方だと言う。ここ最近は夜中まで予約が入ることもあるという。この日は夜の予約の代わりにバーイベント、という位置づけだった。
タクシーの中では、イベントに来るメンバーの話にも花が咲いた。代表の青山翔輝も前半に顔を出す予定だったようだ。
イベントを終えて、飲みの場で見えたもの
バーイベントは夜11時まで。終わったあと、楽しめたかと聞かれたなおやは「楽しかった」と答えた。
いろいろな人間性が見られた、とスタッフ。なおやも、こういう飲みの場ではよいところも悪いところも見えると話し、飲みの場も大事だと考えるタイプだという。
普段は関わらない人とも交流でき、同じお店のセラピストがお酒の場でどんな様子なのかを知れた、交流会のような時間だったと振り返っていた。
次回は9月20日の予定だと話して、この日の密着は終わった。当初は帰宅まで密着する予定だったが、撮影スタッフ側にまだ仕事があったため、密着はここまでとなった。
まとめ
- この日は朝9時半の予約から始まり、夜11時までのバーイベントで終わる詰まった1日だった
- 予約の間のカフェでは、Xの投稿とDMの確認、チームの進捗チェックをこなしていた
- DMは頻繁に返せないぶん、プロフィールや日々の投稿で人柄が伝わるよう心がけている
- お客様の前では携帯を出さず、会っている時間は携帯のストレスから解放されると話す
- チームリーダーとして毎週の進捗報告と個人面談を行い、アドバイスを楽しんでいる
- 予約の間は30分では間に合わなかった経験から、今は必ず1時間空けている
※本記事は、女風ドキュメンタリーの動画「【1日密着】女風No.1セラピストなおやの1日に密着しました」の内容を文字起こしから確認して構成したものです。スケジュールや制度、発言の内容は撮影時点のものです。
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よくある質問
動画の日は、朝9時半から1件目の予約、昼にカフェで作業、午後2時から2件目の予約、夕方前まで予約をこなしたあとに美容室とバーイベントの準備、夜11時までバーイベントという流れでした。本人は、この日はまだ楽な方で、夜中まで予約が入る日もあると話しています。
なおやの場合は、Xの投稿やDMの確認、チームメンバーの進捗確認などの作業をしていました。普段は間が1時間ほどのため、移動しながら作業をすることが多いそうです。
なおやは、長くやり取りを続けることや頻繁に返すことは難しく、1日のうちにいつ返せるか分からないほどだと話しています。そのぶんプロフィールや日々の投稿で人柄が伝わるよう心がけているそうです。
なおやは、お客様の前では携帯を出さないと答えています。会っていない間はずっと携帯を見ているので、お客様と会っている時間は携帯のストレスから解放される感覚があるそうです。
なおやは、何があっても1時間空けていると話しています。始めた頃に30分で入れて間に合わなかった経験から、同じ駅の中での移動でも1時間を確保し、準備やトラブルへの対応に備えているそうです。



